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2024年度
科目名 日本経済論特殊講義 科目コード 8005 単位数 2
担当者名 澤内 大輔 開講時期 1前/1後 開講年次 1年次
授業の到達目標及びテーマ
 本講義の到達目標は以下の通りです。
・日本経済が直面している課題について、データに基づいて明確に論述できるようになる。
・日本経済が直面している課題について、経済学の枠組みでどのように分析できるのかを明確に論述できるようになる。
授業の概要
 本講義では、ミクロ経済学およびマクロ経済学の枠組みに基づいて、日本経済がたどってきた道筋、現在の日本経済が抱えている課題などについて、理解すること目標とします。講義はテキストに基づいて進めますが、講義中に提示する資料を参考にレポートを作成することで、主体的に学習する習慣の醸成も目指します。
授業計画
1週目 ガイダンス:講義の進め方
2週目 日本経済論へのアプローチ
3週目 高度成長はなぜ実現できたのか
4週目 日本経済の失われた20年
5週目 労働市場の構造変化と所得格差
6週目 中小企業・ベンチャー企業の役割
7週目 産業構造の変化と日本経済の盛衰
8週目 環境・エネルギー問題の克服
9週目 日本の金融システム
10週目 デフレと非伝統的金融政策
11週目 財政の維持可能性
12週目 地域経済と政府の役割
13週目 人口減少と社会保障
14週目 国際経済の中の日本経済
15週目 これからの日本経済を考える
16週目 必要に応じて補講を行う
テキスト
宮川努・細野薫・細谷圭・川上淳之(2021)『日本経済論(第2版)』(中央経済社)、2,400円+税.
参考書・参考資料等
必要に応じて適宜、指示する。
成績評価の方法・基準
テーマごとに課すレポートの内容(75%)、講義への積極的な参加態度(25%)をもとに評価します。