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2024年度
科目名 アジア語学特殊講義(韓国語) 科目コード 8033 単位数 2
担当者名 水野 俊平 開講時期 1前/1後 開講年次 1年次
授業の到達目標及びテーマ
 韓国語課目未履修者に対して、韓国語の基礎習得と、韓国語文献の読解能力の習得を目指す。特に読解能力の習得は韓国語で書かれた論文・文献の解読に必須であり、最小限辞書があれば新聞の社説程度を読解することができる程度の水準を目指す。
授業の概要
 「躍動する北東アジア地域の発展に貢献する」という本学の教育方針、および「国際的視野に立つ異文化コミュニケーション能力の涵養」という学位授与方針をふまえ、韓国語文献・論文の読解を可能にすることを目標とする。韓国語文献・論文の読解が可能になることにより、大学院における研究活動に大きく資するものと期待される。
授業計画
1週目 オリエンテーション、ハングル字母の習得(母音、子音)を識別できるようにする。
2週目 ハングル字母(子音、終声)を識別できるようにする。
3週目 韓国語の発音の法則を習得する。
4週目 発音の法則を習得し、名詞構文を理解できるようにする。あわせて文語文の名詞構文(平叙文)を学ぶ。
5週目 名詞構文、指示代名詞、所有をあらわす表現を習得する。あわせて文語文の名詞構文(疑問文)を学ぶ。
6週目 場所を表す指示代名詞、漢数字を習得する。あわせて文語文の名詞構文(否定文)を学ぶ。
7週目 月日や価格を表す表現を習得する。あわせて文語文の名詞構文(復習)を学ぶ。
8週目 動詞・形容詞構文を習得する。あわせて中間試験を実施する。あわせて文語文の動詞・形容詞構文(平叙文)を学ぶ。
9週目 固有数詞の習得、時間をあらわす表現を習得する。あわせて文語文の動詞・形容詞構文(疑問・否定文)を学ぶ。
10週目 存在を表す表現(ある、ない)、助数詞、位置をあらわす名詞を習得する。あわせて存在詞の文語表現を学ぶ。
11週目 haeyo(ヘヨ)体の習得、p変格活用を習得する。動作の行われる位置をあらわす表現を習得する。あわせて文語文の動詞・形容詞構文(復習)を学ぶ。
12週目 過去形、動作の対象をあらわす助詞を習得する。あわせて文語文の動詞構文(平叙文の過去形)を学ぶ。
13週目 t変格活用、授受表現、手段方法をあらわす助詞を習得する。あわせて文語文の動詞構文(疑問・否定文の過去形)を学ぶ。
14週目 敬語表現、請誘・禁止表現を習得する。あわせて文語文の形容詞構文(平叙文の過去形)を学ぶ。
15週目 勧誘表現、意思をあらわす表現を習得する。韓国語の簡単な文献を読んでみる。あわせて文語文の形容詞構文(疑問・否定文の過去形)を学ぶ。
16週目 これまでの学習内容を復習し、韓国語の簡単な文献を読んでみる。あわせて期末試験を実施する。但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施出来なかった場合は、補講授業を行う。
テキスト
ヤン・ジノ『JINHO KOREAN(Japanese Version) 初級・1』(JINHO株式会社)をもととして自主作成した教材を使用する。別途購入する必要はない。
参考書・参考資料等
汪波『韓国語実用語法教程』外語教学与研究出版社、2017年(49元)
成績評価の方法・基準
練習問題・課題に対する評価(レポート等)、最終試験による。基本的に試験(55%)+単語テスト(15%)+実習・課題(30%)という比率で成績を算出する。