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2024年度
科目名 総合的な学習の時間の指導法 科目コード 1589 単位数 1
担当者名 岡積 義雄 開講セメスター 第5セメスター 開講年次 3年次
授業の方法 講義 到達目標 実務経験 無 
ナンバリング ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
「総合的な学習(探究)の時間」の教育課程における位置づけや性格を明確にするために「意義、目標、内容」、「指導計画作成についての考え方・基礎的能力」、「指導と評価のあり方」を中心に授業を進める。
到達目標
「総合的な学習(探究)の時間」において、探究的・横断的・総合的な学習を通して、広範な事象を多様な観点でとらえ、実社会・実生活の課題を探究する学びを実現するために指導計画の作成、指導方法、学習評価等の知識・技能を身に付ける。
授業内容
1週目 「総合的な学習の時間」の成立背景と実践の現状把握について
2週目 「総合的な学習の時間」のねらいと意義・内容の留意点について
3週目 「総合的な学習の時間」の実践状況の変遷について
4週目 「総合的な学習(探究)の時間」と「総則」との関係及び教育課程の位置づけについて
5週目 高等学校新設「総合的な探究の時間」のねらいと実践のプロセスについて
6週目 「総合的な学習(探究)の時間」の全体計画作成に関する留意点について
7週目 「総合的な学習の時間」(小学校)の具体的な実践事例について
8週目 「総合的な学習(探究)の時間」(中学校・高等学校)の具体的な実践事例について
9週目 「総合的な学習(探究)の時間」の各教科・他領域との関連に留意した指導計画と発表資料の作成
10週目 「総合的な学習(探究)の時間」の指導計画・実践(展開事例)発表と研究協議(第1回)
11週目 「総合的な学習(探究)の時間」の指導計画・実践(展開事例)発表と研究協議(第2回)
12週目 「総合的な学習(探究)の時間」の指導計画・実践(展開事例)発表と研究協議(第3回)
13週目 「総合的な学習(探究)の時間」のテーマ設定と具体的指導方法について
14週目 「総合的な学習(探究)の時間」の評価方法について
15週目 「総合的な学習(探究)の時間」における教育の現状と今後の課題について
16週目 やむを得ず、15週目までの授業内容を実施出来なかった場合は、補講授業を行います。
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
毎回の講義で指示される学習指導要領の関係部分を読んでノートにまとめる。(90分)
毎回の講義で課される「確認テスト」に取り組む。(30分)
成績評価の方法・基準
「確認テスト」(50%)、「全体計画作成レポート」(20%)、「グループでの協議に取り組む姿勢」(10%)、「発表内容・態度・熱意」(20%)を観点毎に記録し、それを総合して評価する。
履修上の留意点
*将来、教職に就く意欲を強くもっていること。
*教職を目指す学生にとって毎回の講義が実際の現場で必要な知識となるため、安易に欠席をすることのないように心がけること。
*講義で指示される「確認テスト」「全体計画作成レポート」はすべて提出すること。
*準備学習の要領は最初の講義で説明する。
課題に対するフィードバックの方法
提出された「確認テスト」「全体計画作成レポート」は添削後、返却するので、実際に教職に就いた時に役立てること。
テキスト
高等学校学習指導要領(平成30年3月告示 文部科学省)に基づいたプリント資料を講義ごとに配布する。
参考書
「高等学校学習指導要領解説 総合的な探究の時間編」(東洋館出版 文部科学省)