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2024年度
科目名 東アジア政治思想A 科目コード 1531 単位数 2
担当者名 佐藤 千歳 開講セメスター 第3セメスター 開講年次 2年次
授業の方法 講義 到達目標 B,F 実務経験 有 報道関係
ナンバリング DPo304 ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
 社会の構造や課題を読み解く手がかりとして、社会学の草創期から現代に至る主要な学説を学びながら、東アジア社会が抱える問題や可能性を分析します。こうした学びを通じ、私たち自身が抱える問題や可能性についてより広い視野から考えられるようになることを目指します。幅広い視野には、グローバルな視野や歴史的な視野を含みます。
到達目標
1)社会学の理論を手がかりに、日本・韓国・中国の東アジア主要3カ国の社会構造や課題を考察できるようになる。
2)自分の身の回りの問題や、自分自身の可能性について、より広い視野から考えられるようになる。
3)異なる社会を客観的に比較する視点を持ち、異なる社会・文化背景を持った他者とより深いコミュニケーションをできるようになる。
4)グループディスカッションやグループワークを通じて批判的思考力を身につけることができる。
授業内容
1週目 社会学の定義と歴史
2週目 ウェルビーイングとは何か
3週目 ライフコースと世代
4週目 子供と家族
5週目 教育の役割
6週目 子どもの貧困
7週目 若者のウェルビーイング
8週目 若者とインターネット空間
9週目 生きがいの探求とカルト宗教
10週目 精神のレジリエンス
11週目 職業生活とストレス
12週目 メンタルヘルスと自殺
13週目 自殺の社会的背景
14週目 結婚と幸せ/テスト
15週目 結婚の多様化/テストの復習
16週目 やむを得ず16週までの内容を実施できな かった場合は補講授業
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
(予習 毎週60分間)指定したテキストを事前に通読し、意味が分からない箇所に印をつけ、LMSから質問してください。重要だと思う箇所にはアンダーラインを引いてください。
(復習 毎週60分間)授業終了後、テキストと授業の配布資料を再読し、課題を実施してLMSから提出してください。
成績評価の方法・基準
 課題の内容(約80%)、およびテストの成績(約20%)を総合して評価します。
 授業に3分の2以上出席し、テストを受験した履修者を成績評価の対象とします。なお出席は、授業への参加と課題提出の両方を必要とします。
履修上の留意点
1)病気やケガの療養や就職活動を理由に欠席する場合は、所定の欠席届と、その内容の根拠となる書類を提出してください。
2)授業に関する連絡や課題の提出・返却はLMSを用いて行います。LMSを毎回の授業の前後に確認してください。
3)授業の出席は、授業への参加と課題提出の両方を必要とします。例えば、授業には参加したが課題を提出しなかった場合やその逆は出席になりません。
課題に対するフィードバックの方法
LMSを通じて課題の採点結果とコメントを個別に連絡します。
課題の内容や採点結果についての質問を随時、LMSで受けつけます。
テキスト
櫻井義秀編著『ウェルビーイングの社会学』(北海道大学出版会)2600円
東アジア政治思想Bと同じテキストを使います。
参考書
瀧口夕美『民族衣装を着なかったアイヌ』(SURE)2700円