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2024年度
科目名 異文化ゼミナール 科目コード 1152 単位数 2
担当者名 坂口 可奈 開講セメスター 第2セメスター 開講年次 1年次
授業の方法 演習 到達目標 B 実務経験 無 
ナンバリング BSe202 ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
大学生であるからには、本と格闘しながら知識を身につけ、疑問を抱き、自分の頭で考え、そして、学友と議論するという経験をしてほしい。このゼミでは、こうした訓練と経験を重ね、これからの社会で生き残るための能力を養うことを目的とする。
本ゼミナールでは、アジアに関する基礎文献を輪読した後、チームに分かれて地域研究を行う。これによって、アジア地域の文化や政治社会への理解を深める。
※ただし、本ゼミナールで扱う地域は中国及び朝鮮半島以外とする。中国及び朝鮮半島に興味を持つ学生は、それらの国を専門的に扱う教員のゼミナールに応募すること。
到達目標
・アジア地域の文化や政治社会についての基礎を理解できるようになる
・自分の意見を論理的に説明できるようになる
・議論の作法を身に着ける
・文章作成の基礎を身に着ける

授業内容
1週目 イントロダクション
2週目 文章作成の基礎
3週目 文献輪読 第1章、第2章
4週目 文献輪読 第3章、第4章
5週目 文献輪読 第5章、第6章
6週目 レポート講評会
7週目 地域研究について1(地域研究とはなにか)
8週目 地域研究について2(問題意識と問いの設定)
9週目 地域研究について3(資料を探す)
10週目 地域研究 発表1(東南アジアの政治)
11週目 地域研究 発表2(東南アジアの歴史)
12週目 地域研究 発表3(東南アジアの文化)
13週目 地域研究 発表4(東南アジアと日本)
14週目 地域研究 発表5(受講生の興味関心に基づきテーマを設定する)
15週目 地域研究 レポート講評会
16週目 今後の学習にむけて(ただし、やむを得ず15週の授業を行えない場合は補講を行う)
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
予習:指定された文献をよみレジュメにまとめること(2.5時間程度)
復習:発表において指摘された点を各自改善すること(0.5時間程度)
成績評価の方法・基準
報告と議論への参加度50%
レポート50%
履修上の留意点
1.12週以上出席していること、レポートを提出していること、割り当てられた報告を全て終えていることの3点を満たした者のみ評価対象とする
2.欠席する場合は必ず事前にメールで連絡すること
課題に対するフィードバックの方法
毎週の授業冒頭に、前週の課題に対してのフィードバックを口頭で行う
報告について:その授業の最後に口頭でフィードバックを行う
レポートについて:講評会でフィードバックを行う
テキスト
1週目のゼミで決定する
参考書
苅谷剛彦『知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ』講談社880円
伊丹敬之『創造的論文の書き方』有斐閣1700円