シラバス(詳細)
2024年度 |
科目名 | 異文化ゼミナール | 科目コード | 1152 | 単位数 | 2 |
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担当者名 | 玉井 航太 | 開講セメスター | 第2セメスター | 開講年次 | 1年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | B | 実務経験 | 無 |
ナンバリング | BSe202 | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 自分の周りにある物や概念を他者に伝えるということには技術が必要である。まず自分自身がその対象を理解することが求められ,次にその理解を他者に効率よく,誤解なく伝えることが重要である。このゼミナールでは,思考法と図解法という枠組み通して,修得した知識および技能により、自ら課題を発見し解決する能力を養ってもらう。
- 到達目標
- このゼミナールの教育的目的は,自ら課題を発見し解決する能力を養うために,思考法と図解法を身に付けることにある。また,ゼミナールを通して,大学生としての思考方法の技術を身に付け,大学生の基礎的な学習への取り組み方や姿勢を身につけてもらう。
- 授業内容
- 1週目 オリエンテーション
2週目 創造的思考法の理解
3週目 複眼的思考:多面的思考と二面的思考+グループワーキング
4週目 論理的思考法:演繹法と帰納法+グループワーキング
5週目 図解思考法(1)全体の俯瞰,状況の図解とフローチャート
6週目 図解思考法(2)グループワーキング
7週目 発散型思考法:発散型思考とブレインストーミング
8週目 収束的思考法(1)収束的思考とKJ法
9週目 収束的思考法(2)グループワーキング
10週目 グループワーク(1)課題設定
11週目 グループワーク(2)文献検索・整理と情報の抽出
12週目 グループワーク(3)資料作成
13週目 グループワーク(4)(プレゼンテーションの準備)
14週目 グループワーク(5)(プレゼンテーションの練習)
15週目 研究発表
16週目 まとめ・アカデミズムとは何か - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- 興味を持った場面を設定し、それについて調べたことをまとめ、グループでのゼミ発表をしてもらうので,講義型の授業とは異なり,学生自身の積極的な関与が求められる。そのため,予習については,授業の終わりに自習のキーワードを示すので,そのキーワードについて1時間ほどかけて各自が調べておくこと。復習は特に大事であり,紹介した事柄を理解すると共に,次の授業までの一週間の間で1日1時間ほどを使って資料をノートにまとめ,分からないこと,疑問に思ったこと,学んだことに対する自分の考えを整理するようにしておくこと。
- 成績評価の方法・基準
- ゼミ活動への貢献度(20%),発表(40%),ゼミにおける課題(40%)を総合的に評価する。また,授業時での態度や議論への取り組みも判断材料に含める。成績の評価は,15週のうち,11週以上授業に出席した学生を対象とする。発表を欠席した場合,評価の対象とならない。
- 履修上の留意点
- 本ゼミでは,15週の内11週以上授業に出席した学生を評価対象とする。また,2回の遅刻で1回分の欠席とするので注意されたい。授業に関するお知らせなどは,指定したLMSを用いて授業管理をおこなう。また,状況によっては,オンライン授業を実施する可能性もある。そのため,受講生はPCやインターネット通信環境を整備し,オンラインでの受講が可能な状態であることが望ましい。通信環境が整わない場合,受講を見送ることを勧める。
グループでの課題もあるため,他の受講者に迷惑をかけないためにも責任感を持って参加してほしく,勘案に足る理由なく発表準備及び発表で欠席をした者は単位評価の対象から外すものである。 - 課題に対するフィードバックの方法
- ゼミにおける課題のフィードバックは適宜おこなう。また,研究発表においては,グループ発表内容だけでなく,個々人のプレゼンテーションスキルに対しても講評していく。
- テキスト
- 特になし。必要な講義資料は授業時に配布。
- 参考書
- 佐藤望・湯川武・横山千晶・近藤明彦(編著)アカデミック・スキルズ:大学生のための知的技法入門 慶応義塾大学出版会