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2024年度
科目名 現代社会と情報ネットワークB 科目コード 1407 単位数 3
担当者名 三田村 保 開講セメスター 第2セメスター 開講年次 1年次
授業の方法 講義 到達目標 B 実務経験 無 
ナンバリング BPe217 ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
現代社会において、IT(情報技術)の高度化とインターネットの普及に伴い、サイバー攻撃等から機密情報を守り、ITの安全な利活用を推進する情報管理能力が、どのような組織においても強く求められています。本講義では国家資格「情報セキュリティマネジメント試験」の出題範囲より、組織の情報セキュリティ確保に貢献し、セキュリティの脅威から組織を守るための基礎的な知識を学習します。また、チーム制作によるデジタルコンテンツ(ゲーム、アプリなど)の企画・プロトタイプ制作を通してITの利活用による価値の創造を実践的に学びます。
到達目標
情報セキュリティの基礎的な知識を取得し、デジタルコンテンツを企画・制作することができる。
授業内容
1週目 講義ガイダンス、チーム編成
2週目 第1章 情報セキュリティ基礎(1)情報資産、サイバー攻撃、チーム制作(1)アイディア出し、グループディスカッション
3週目 第1章 情報セキュリティ基礎(2)暗号、認証、チーム制作(2)企画書の構想
4週目 第2章 情報セキュリティ管理(1)リスクマネジメント、情報セキュリティポリシ、チーム制作(3)企画書の制作
5週目 第2章 情報セキュリティ管理(2)セキュリティ評価、システム監査、企画書発表・評価
6週目 第3章 情報セキュリティ対策(1)マルウェア対策、不正アクセス対策、チーム制作(4)仕様書の構想
7週目 第3章 情報セキュリティ対策(2)情報漏えい対策、アクセス管理、チーム制作(5)仕様書の制作
8週目 第4章 情報セキュリティ関連法規(1)知的財産権と個人情報の保護、仕様書発表・評価
9週目 第4章 情報セキュリティ関連法規(2)セキュリティ関連法規、チーム制作(6)作品の構想
10週目 第5章 ネットワークとデータベース(1)ネットワーク、チーム制作(7)作品の制作準備
11週目 第5章 ネットワークとデータベース(2)データベース、チーム制作(8)作品の制作
12週目 第6章 経営とセキュアシステム(1)システム戦略と構成要素、チーム制作(9)作品の完成
13週目 第6章 経営とセキュアシステム(2)プロジェクトマネジメント、作品(資料・動画)発表・評価
14週目 総復習(1)情報セキュリティ基礎と情報セキュリティ管理の復習
15週目 総復習(2)情報セキュリティ関連法規、ネットワークとデータベース、経営とセキュアシステムの復習
16週目 振り返り・講評。但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施できなかった場合は補講授業を行います。
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
・各週3時間の予習・復習を行うこと。
・予習:資料は事前にLMSにて配布するので、要点を把握するとともに、不明点を明らかにしておくこと。
・復習:授業での指導・議論を振り返り、課題に取り組むこと。課題はLMSにて提出すること。
成績評価の方法・基準
・成績評価は11週以上出席した履修者を対象とし、課題や個人・チームでの活動内容をもとに評価します。
履修上の留意点
・私語や遅刻等で注意を受けて改善しない者は、不合格となることがあります。
・授業内で課題の提出、コンテンツの企画・プロトタイプ制作を行うので、ノートPC、タブレット端末などの持参してください(学内アクセスポイント使用予定)。
・テキスト付属の問題演習Webアプリ「DEKIDAS-WEB」を利用しますので、スマートフォンやPCでインターネット接続できる環境を用意してください。

課題に対するフィードバックの方法
・LMSにて提出された課題や発表に対し適宜フィードバックをします。
テキスト
岡嶋裕史『令和06年 情報セキュリティマネジメント 合格教本』 (技術評論社)1980円
必要に応じて資料を配布します。
参考書
瀬戸美月他『徹底攻略 情報セキュリティマネジメント教科書 令和6年度』 (インプレス) 1958円