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2024年度

科目名	観光研究ゼミナールⅡ	科目コード	1234	単位数	2
担当者名	伊藤　昭男	開講セメスター	第5セメスター	開講年次	3年次
授業の方法	演習	到達目標	F,H	実務経験	無
ナンバリング	LSe502	※DP（ディプロマポリシー）と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ（商学科・観光産業学科）参照

授業のねらい: 豊かな地域づくりを進めていくための一環として、「観光まちづくり」を理解し、実践していくための「まちの見方・調べ方・考え方」を習得することがねらいである。
到達目標: 修得した知識を基に、地域観光振興において自ら課題を発見し、解決する能力を身につけることができます。
授業内容: 1週目イントロダクション（基本方針、講義の進め方、小論文テスト、英文翻訳課題など）
2週目地域の風景を知る①（地域の資源と個性、風景は重要な地域資源、風景の構成を分析・把握する）
3週目地域の風景を知る②（風景の変遷を調べる、風景の構成を分析・把握する）
4週目地域の暦を知る①（暦に現れる地域の個性、自然環境の周年変化と人の関わり）
5週目地域の暦を知る②（四季折々の祭りと行事、暦の視覚化）、英文翻訳課題の提示。
6週目地域の空間構造を知る①（地域空間・地域環境の認識、かたちに着目する）
7週目地域の空間構造を知る②（なりたちに着目する）
8週目地域の社会構成とつながりを知る①（地域の多層・多様な社会構成を知る、統計調査で地域社会を捉える、地域の組織や取り組みを知る）
9週目地域の社会構成とつながりを知る②（地域外とのつながりを知る、組織・活動の調べ方と整理の仕方）
10週目地域の人のまとまりや地域間の人の流れを知る①（地域の人口分布を理解する、交通統計を理解する）
11週目地域の人のまとまりや地域間の人の流れを知る②（交通統計を利用する、観光まちづくりに活かす）
12週目地域観光のあらましを数字で捉える①（観光統計の体系とその活用）
13週目地域観光のあらましを数字で捉える②（観光の経済効果と経済効果調査の実施）
14週目地域の制度・政策・計画を知る①（観光まちづくりと法・制度・政策・計画の役割、調査対象とする地域・地区の行政的位置・地理的空間的位置づけ・観光施策的位置づけを知る）、英文翻訳課題の提出。
15週目地域の制度・政策・計画を知る②（地域資源と法・制度・計画・事業の関係を知る、法・制度・政策・計画の調べ方と対応の仕方、観光まちづくりから新たな法・制度・政策・計画の構築へ）、小論文テストを実施する。
16週目課題小論文および課題英文翻訳についての講評。ただし、やむを得ず15週目までの授業内容を実施できなかった場合は、補講を実施する。
準備学修（予習・復習）の具体的な内容及びそれに必要な時間: 予習：講義予定に沿って事前にテキストを予習しておくこと（90分程度）
復習：講義を振り返り、要点を復習・整理しておくとともに、自分自身の考えをノートにまとめておくこと（30分程度）。
成績評価の方法・基準: 小論文テストの結果と、英文翻訳課題の提出＆内容を総合的に判断して評価する。
履修上の留意点: 成績評価は原則10週以上授業に出席した学生を対象とする。
講義に関する連絡事項はLMS上で行うのでその都度確認すること。
課題に対するフィードバックの方法: 小論文テストの結果と、英文翻訳課題の提出＆内容についてそれぞれ講評する。
テキスト: 國學院大学地域マネジメント研究センター（編）『「観光まちづくり」のための地域の見方・調べ方・考え方』（朝倉書店）2970円
本テキストは、「観光ゼミナールⅠ～Ⅳ」で共通に使用します。
参考書: 伊藤昭男『観光ビジネス・エコノミクス概論』（批評社）2420円