シラバス(詳細)

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2024年度
科目名 特別活動論 科目コード 1310 単位数 2
担当者名 益子 洋人 開講セメスター 第3セメスター 開講年次 2年次
授業の方法 講義 到達目標 実務経験 無 
ナンバリング ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
特別活動とは、学校における様々な構成の集団活動を通して、課題の発見や解決を行い、よりよい集団や学校生活を目指す活動の総体である。これは、「人間関係形成」、「社会参画」、「自己実現」という三つの視点から整理される。この授業では、特別活動の発達段階に応じた様相や、各教科等との往還的な関連を理解し、地域住民や他校の教職員と連携など、特別活動の特質を踏まえた指導に必要な知識や素養を身につけることを目的とする。
到達目標
特別活動の意義や目標、内容を理解し、集団のもつ教育力を生かした特別活動の指導計画を例示できるようになる。
授業内容
1週目 オリエンテーション(講義の進め方,成績評価など)/特別活動はどんな学習活動か
2週目 特別活動の教育上の特性
3週目 特別活動の目標とおもな内容
4週目 特別活動の教育課程上の位置づけ
5週目 特別活動で教師に求められる力量(学生による内容紹介)
6週目 特別活動と学級経営(学生による内容紹介)
7週目 特別活動の全体計画と指導計画(学生による内容紹介)
8週目 学級活動・ホームルーム活動とは(学生による内容紹介)
9週目 学級活動の指導の実際(学生による内容紹介)
10週目 生徒会活動とは/生徒会活動の指導の実際(学生による内容紹介)
11週目 クラブ活動の内容と指導の実際(学生による内容紹介)
12週目 学校行事とは(学生による内容紹介)
13週目 学校行事の指導の実際(学生による内容紹介)
14週目 特別活動における評価(学生による内容紹介)
15週目 期末テスト/学習のまとめ
16週目 これまでの学習活動へのフィードバック(やむを得ず、15週目までの授業内容を実施できなかった場合は補講)
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
担当教員と履修生によるテキストの輪読を行う。各回の授業は、テキストの一単元に対応している。オリエンテーションでは、各履修生に対して、担当単元を割り当てる。履修生は、担当となった単元の内容を、レジュメまたはPPT資料により紹介すること。なお、予習として、事前にテキストの該当単元を通読し、理解できない点を確認しておくこと(60分程度)。また、復習として、各授業後に、自分の思ったことや感じたこと、考えたことをノートにまとめておくこと(60分程度)。
成績評価の方法・基準
・発表点(30%):
担当単元の発表内容を評価する。
・平常点(30%):
授業終了後に提出するリアクションシートの内容を評価する。
・期末試験(40%):
授業の内容の理解度を筆記試験によって評価する(持ち込み可)。
履修上の留意点
広い意味での教育活動への関心を持って参加してください。
課題に対するフィードバックの方法
各回の授業の冒頭20分程度で、前回の授業で提出されたリアクションシートの内容に関するフィードバックを行う。
テキスト
川村 茂雄『特別活動の理論と実際−よりよい集団活動を通して「人間関係形成」「社会参画」「自己実現」の力を育む−』(図書文化)2,420円(税込)
参考書
特になし