シラバス(詳細)

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2024年度
科目名 観光ビジネス論 科目コード 1431 単位数 2
担当者名 千葉 里美 開講セメスター 第6セメスター 開講年次 3年次
授業の方法 講義 到達目標 F 実務経験 有 コンサルタント
ナンバリング KTb609 ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
日本だけでなく海外で展開されている様々な観光関連産業の現状・課題・ビジネスモデルについて担当者の実務経験も踏まえながら解説します。また、本講では2回、コロナという外的環境変化を乗り越えた新しい観光ビジネスで活躍するゲストスピーカーを招聘し、観光関連産業の多様性と時代の変化を取り入れた観光ビジネスの共存について考えていきます。
到達目標
(1)様々な観光関連産業の現状・課題について理解できるようになる。
(2)変化に強い観光産業産業へ向けた展望を描けるようになる。
授業内容
1週目 ガイダンス、時代の変化を取り入れた観光ビジネスのイノベーション
2週目 宿泊事業(ホテル・旅館)における収益性とマネジメント
3週目 航空事業(FSC、LCC)における経営戦略
4週目 空港事業のビジネスモデルと民営化
5週目 鉄道業界の地域別・路線別戦略
6週目 フェリー・クルーズ事業
7週目 道路事業とドライブ観光
8週目 観光(旅行)事業のOTA化とイノベーション
9週目 テーマパークの事業特性とサービスマネジメント
10週目 MICEに求められるSDGsプログラム
11週目 DMOによる地域ビジネスのマネジメント
12週目 移動で進むシェアリングエコノミーと宿泊のサブスク
13週目 インバウンドをターゲットとしたエンターテイメントビジネス
14週目 バーチャルによる新たな観光ビジネス
15週目 期末試験、振り返り(期末試験内容も含む)
16週目 15週目までの授業内容を実施できなかった場合は、補講授業を行います。
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
事前:日頃より観光業界の動向について新聞や専門誌などを用いて情報収集を行い、ノートを作ること。(60分)
事後:授業終了後、LMSに授業内容を踏まえた課題を公開します。各自、講義内容を振り返り、指定された方法で提出してください。(60分)

成績評価の方法・基準
事前学習ノート及び授業内課題の提出物(70%)
期末試験(30%)で評価します。
履修上の留意点
・授業に関するお知らせは、LMSから行います。常に確認をしてください。
・私語や遅刻等で注意を受けて改善しない者は、不合格となることがあります。
・ゲストスピーカーの授業前には、ゲストスピーカーの業界に関する調べ学習を課題とし、情報共有と競合ビジネスについて考えるグループワークといったアクティブラーニングがあります。グループに迷惑をかけないよう欠席しないで受講してください。
・成績評価は、原則全講義の2/3(20回以上)以上出席した学生のみ対象とする。
課題に対するフィードバックの方法
ディスカッションやグループワークの成果物に対しフィードバックをします。
テキスト
特になし。必要に応じて資料を配布する。
参考書
高橋一夫・柏木千春『1からの観光事業論』(磧学舎)2,640円
石田淳蔵・高橋一夫『観光のビジネスモデル』(学芸出版社)2,750円
前田勇編著『新現代観光総論 第3版』(学文社)2,640円