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2024年度
科目名 観光調査論 科目コード 1428 単位数 2
担当者名 三田村 保 開講セメスター 第6セメスター 開講年次 3年次
授業の方法 講義 到達目標 F 実務経験 無 
ナンバリング KTp605 ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
本講義では、観光に関する様々な現象を分析するための調査法について、基礎的な知識を獲得することを目的とします。多様な調査法の中でも代表的なものを取り上げ、表計算ソフトExcelや統計分析ソフトRを用いた分析法について学びます。
到達目標
観光に関連する事象を科学的・客観的に調査する手法の基礎知識について理解することができる。
調査結果の分析について様々な手法を学び、一連の調査プロセスを実践することができる。
授業内容
1週目 ガイダンス、観光調査の基本概念
2週目 観光調査の目的と種類、観光調査事例
3週目 調査計画の立案と目標設定
4週目 量的調査法の基礎、アンケート調査の設計と分析方法
5週目 質的調査法の基礎、インタビュー調査やフィールドワークの進め方
6週目 調査データの整理と整形、Excelを用いた基本的なデータ処理方法
7週目 調査結果の可視化、グラフやチャートの作成と解釈
8週目 統計分析の基礎、Rを用いた基本的な統計手法
9週目 回帰分析
10週目 クラスター分析
11週目 主成分分析
12週目 因子分析
13週目 テキストマイニング
14週目 時系列分析
15週目 総復習
16週目 振り返り・講評。但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施できなかった場合は補講授業を行います。
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
・各週3時間の予習・復習を行うこと。
・予習:資料は事前にLMSにて配布するので、要点を把握するとともに、不明点を明らかにしておくこと。
・復習:授業での指導・議論を振り返り、課題に取り組むこと。課題はLMSにて提出すること。
成績評価の方法・基準
・成績評価は11週以上出席した履修者を対象とし、課題や授業での活動内容をもとに評価します。
履修上の留意点
・私語や遅刻等で注意を受けて改善しない者は、不合格となることがあります。
・授業内で課題の提出、Excelや統計ソフトRを用いてデータ分析を行うので、ノートPCの持参してください(学内アクセスポイント使用予定)。
・基本講義形式ですが、グループワーク等のアクティブラーニングを一部実施します。グループに迷惑をかけないよう欠席しないで受講してください。

課題に対するフィードバックの方法
・LMSにて提出された課題や発表に対し適宜フィードバックをします。
テキスト
特になし。必要に応じて資料を配布します。
参考書
佐藤郁哉『社会調査の考え方 上・下』(東京大学出版会)各3520円
緒賀 郷志『Rによる心理・調査データ解析 第2版』(東京図書)3080円
山本義郎、藤野友和、久保田貴文『Rによるデータマイニング入門』(オーム社)3190円
小林 雄一郎『Rによるやさしいテキストマイニング』(オーム社)2860円
Raghav Bali他、市川太祐他 (翻訳)『Rではじめるソーシャルメディア分析』(共立出版)5170円