シラバス（詳細）

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2024年度
科目名 コマース研究ゼミナール�� 科目コード 1211 単位数 2
担当者名 堤　悦子 開講セメスター 第6セメスター 開講年次 3年次
授業の方法 演習 到達目標 G,H 実務経験 無　
ナンバリング HSe603 ※DP（ディプロマポリシー）と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ（商学科・観光産業学科）参照
授業のねらい
このゼミでは、マネジメントにおける人の管理・および管理される人の問題について、その根本にある基本的人権からの考察ができることを目指します。まずは人権の根本を理解すること、教育基本法や学校教育法をも理解して、幅広く様々な人事に関わる試験に応用できる人間力を培うことをねらって開講することとします。
到達目標
協調性が構築できる、自身のコミュニケーション能力がアップする＝就職の内定が決まることを到達目標にします。
授業内容
1週目 人権尊重の概念・被害者の保護、社会・企業にとっての問題
2週目 職場におけるハラスメント、雇用管理上の措置
3週目 人的多様性と性差によるハラスメント
4週目 ジェンダーハラスメント：職場におけるハラスメント
5週目 職場におけるパワーハラスメントの理解
6週目 ゼミ生の問題提起と到達した結論の報告（パワーポイントで）
例：教員という仕事、教員カースト問題等
7週目 ゼミ生の事例研究と結論をめぐる検討会
例：日本の少子化・高齢化、女性の働き
8週目 ゼミ生の事例研究と討論会
例：職場環境の侵害されるということの理解
9週目 事業主の雇用管理上の措置義務と法令
10週目 事業主の許容管理上の措置義務と、法的責任
11週目 キャンパスでのセクシャルハラスメント
教育権との関連，労働者としての教員の権利
12週目 紛争解決とジェンダー
女性労働力の有効活用とマネジメント
13週目 労働の世界における暴力とハラスメントの防止
ジェンダーにやさしい企業
14週目 働き方改革に関する諸問題
コロナ禍における働き方
15週目 コロナ禍に於ける新しい働き方検討会
例：各自のコメント
16週目 今まで学んできたことの総括
準備学修（予習・復習）の具体的な内容及びそれに必要な時間
上記の講義計画は堤からの仮の提案です。ゼミ生全員で話し合った上で，何をどうするか決めましょう。ゼミの方針：自身が率先して次週のための準備することが求められます。２・３時間以上たっぷり時間をかけてゼミで話し合われたことを予習・復習に充当してください。
成績評価の方法・基準
初回からのゼミへの貢献的な姿勢を点数化を蓄積していきます。ゼミの評価は、必ずしもテストの点数のように明確な点数評価にはなりえませんが、少なくとも全回出席することが必要です。
履修上の留意点
セット科目はありません。ゼミは、全員でよく話し合い、情報交換をしたうえで活動しましょう。礼節を欠く態度や忠告に耳を傾けないような人、将来的にも人権侵害につながるような行動をとる場合は、社会人としての将来が危ぶまれるかもしれないので、適宜、助言や指摘をしてゆきます。
課題に対するフィードバックの方法
いつでも質問や意見をのべてください。手を挙げて問題を提起してお互いのコミュニケーションを通して、翌週までに考えてくる。これがフィードバックとなります。ゼミ担当者の専門科目である「人」の問題は、今最もホットな話題です。正解はこれだ！ということは、実はありません。社会問題解決をテーマに討論していきましょう！
テキスト
ゼミ紹介の場でテキストを指定します。
参考書
フィリップ・コトラー『ソーシャル・マーケティング：行動改革のための戦略』（ダイヤモンド社）
フィリップ・コトラー『ソーシャル・マーケティング　貧困に打ち克つ7つの視点と10の戦略的取組み』（丸善出版）
フィリップ・コトラー『マーケティングと共に』（日本経済新聞社）