シラバス(詳細)

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2024年度
科目名 国際ビジネスコミュニケーション 科目コード 1419 単位数 2
担当者名 堤 悦子 開講セメスター 第6セメスター 開講年次 3年次
授業の方法 講義 到達目標 D,E 実務経験 無 
ナンバリング GOr608 ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
グローバルビジネスの前提となる政治・社会・国際関係がどのような構造でなりたっているのかについて理解することをねらって開講します。受講者が卒業後活躍するビジネスシーンで必要となるコミュニケーションの基礎知識を培うことがねらいです。
到達目標
世界の全体像の把握と現在どこでどのようなことが起こっているのか、それについて、受講者がどのような立ち位置で意見をもち、就職活動の場でもコミュニケーションができるようになる能力を培うことを目標に開講します。
授業内容
1週目 過去から現代までの地政学
2週目 世界の覇権:ロシアとウクライナ、中国と台湾、香港はどうなっているのか
インド・アメリカ・日本
3週目 文化発祥の源としてのフランス:明治維新時代の日本と英・仏それぞれの関係
4週目 世界の植民地政策:特に新興国だったアメリカ
5週目 第二次世界大戦:アメリカと西欧・日本
6週目 第二次世界大戦後の日本:アメリカの政策
7週目 第二次世界大戦後のアジア:旧植民地と新しい国々の誕生
8週目 ベトナム戦争後のアメリカ
9週目 アントレプレナーの誕生とアメリカの活性化
10週目 日本からみたアメリカ:西海岸/東海岸
11週目 アメリカの大学:ロースクール/話題提供:ルース・ベイダー・ギンズバーグ
12週目 アメリカの大学:ビジネススクール/ハーバードビジネススクール・ノースウェスタン大学ケロッグビジネススクール
13週目 企業と大学の共同
14週目 世界標準への挑戦
15週目 世界の医療とグローバルスタンダード
16週目 日本の医療制度と国民の認識
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
最初の回に、担当者をあてておきます。それが主な評価内容になりますので、漫然と講義時間に出ているだけでは、点数はありません。履修者数にもよりますがどんどん指していきますので、発言しましょう。真剣に参加することが重要です。当該地域について調べる予習(準備)や復習に1時間以上必要です。
成績評価の方法・基準
分担の発表や講義の中で行う質疑応答への積極参加で評価します。努力して進歩したことは十分に評価者に伝わります。最終的な評価は、課題を中心にどれだけ講義に取り組んできたかにかかわります。講義内容の理解はもちろんのことコミュニケーション能力を高めたことが評価されます。発表は1人2回以上その評価が加算されていきます。(全回出席にならざるをえないです)
履修上の留意点
自身が分担にあたっているのに、無断欠席した人には、合格点は付与されません。テキスト代等多少の出費があります。ゲストを招聘する場合、時間割の日時でないことがあります。調整をしますが、どの曜日も時間も空けられないという人にはむきません。質問したりするのも能力、そうしたところが欠けている人には、同時履修者に追いつけないという点で不向きです。
課題に対するフィードバックの方法
講義で習得したことについて質問したり討論する時間を設定します。自身に欠けていると感じた箇所については、積極的にテキストを読み、レポートを提出するなど常に教師とコミュニケーションをとってください。履修者が多様になれば、それぞれのフィードバックを助言しますが、そうした言葉もでない人にはむきません。
テキスト
初回に指定します。
参考書
イヴ・ラコスト著『ラルース 地図でみる国際関係:現代の地政学』(原書房)
佐藤優著『地政学入門』 (角川新書)