シラバス（詳細）

印刷する
2024年度
科目名 人的資源管理論�� 科目コード 1204 単位数 3
担当者名 堤　悦子 開講セメスター 第5セメスター 開講年次 3年次
授業の方法 講義 到達目標 E 実務経験 無　
ナンバリング FOr505 ※DP（ディプロマポリシー）と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ（商学科・観光産業学科）参照
授業のねらい
組織の人的資源管理、特に非営利機関（学校・行政機関・NPO）のガバナンス・公平性や透明性の確保ができていないと、いかに人権を侵害することになるのか、自由取引経済社会である以上、営利企業ばかりでない組織のガバナンスの遵守の理解をねらいに講義を開講します。
到達目標
日本的雇用慣行が崩れてきた今、教育機関の公共性と人的資源管理について、教育基本法やその規則をコンメンタールから読み解き、教員カーストなどの具体的問題を認識すること、大学における教員・学生の基本権の理解を目標に、実践できるように講義します。
授業内容
1週目 組織・非営利組織・教育機関における人事労務管理
2週目 世界標準であるコーポレートガバナンスとは何か。
3週目 ガバナンスを前提とした教育機関の公共性とガバナンス
4週目 大学の公益性と人事
5週目 大学という組織におけるマネジメントと教育機関の運営
6週目 憲法・教育基本法に関する小テストと回答
7週目 新聞から読み解く、働く現場で起こっている具体的な事例
8週目 先輩からの現場での話を聞こう！
9週目 働く現場の問題の所在・ディスカッション
10週目 教育現場でおこっているハラスメント
11週目 ハラスメントに関する基本的理解と理解度小テスト・解説
12週目 教育現場におけるハラスメント問題
13週目 内部告発制度
14週目 理解度テスト・講評・ディスカッション
15週目 各自の思いを発表する
16週目 組織マネジメントの実際（企業人の招聘）
準備学修（予習・復習）の具体的な内容及びそれに必要な時間
少数精鋭講義になると推測されるため，個別具体的な希望や要望により，上記時間的なスケジュール（日時）が、調整されることがあります。段取りや希望について合意を得たうえですすめます。１回目は必ず出席してください。予習は、復習しないとできません。おそらく受講者は毎日1時間ぐらいは、あるいは常時、頭の中には人的資源の問題が明確化され、それが復習にもなります。
成績評価の方法・基準
この講義では、本人による積極参加を基本とします。受講者の学びのサイクルが確定してくれば，質疑応答で評価をしていきます。適宜小テストを行います。
履修上の留意点
個別具体的な希望や要望により，上記スケジュールが調整されることがあります。土曜日には、教職科目があるということですので、17時以降や日曜日に、実際の人的資源管理の場にいる人事担当者の登場もあり、これが許されない場合、録画で対応します。段取りや希望について合意を得たうえですすめます。
課題に対するフィードバックの方法
自身の端末にプレゼンテーションや宿題を共有画面で出して発表するなどを励行するので、おのずとフィードバックをすることになります。教師の側からも発問を促します。レポートやプレゼンテーションが課題としてかされます。
テキスト
初回に指定します。
参考書
講義中に適宜紹介しますが、たとえば「日本労働研究雑誌」（労政政策研究所・研究機構）の研究誌が参考になります。