シラバス（詳細）

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2024年度
科目名 特殊講義�検粉儻�発展史Ｂ） 科目コード 1601 単位数 2
担当者名 郭 倩 開講セメスター 第6セメスター 開講年次 3年次
授業の方法 講義 到達目標 C,F 実務経験 無　
ナンバリング DSp601 ※DP（ディプロマポリシー）と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ（商学科・観光産業学科）参照
授業のねらい
近代社会の発展とともに変化する観光のありようを、その歴史的発展の諸条件を概観し、「観光」という人間活動の各時代における特徴と変容を理解した上で、マス・ツーリズムの歴史的意義について学び、これからの新しい観光の在り方を展望する。
到達目標
1.帝国主義と植民地時代の観光形態を理解する。
2.戦後世界の経済成長とマス・ツーリズムの発展経緯を把握する。
3.グローバリズムの展開と新しい観光の在り方（ニュー・ツーリズム）に対する理解を深め、海外事例と日本国内の動向を通して「マス・ツーリズムの意義」、「４回の観光革命」、「ニュー・ツーリズムの動向」を理解する。
授業内容
1週目 オリエンテーション（授業の進め方・観光発展史研究の意義と現状）
2週目 社会主義国家の観光業の歴史（中国の事例）
3週目 近年の中国の観光産業の展開と観光政策の動向
4週目 日本の観光振興における人材育成の歴史と取り組み
5週目 日本版DMOの歴史と概要
6週目 ジオパークの歴史と観光振興における役割
7週目 マス・ツーリズムの時代の到来
8週目 中間テスト+第四次観光革命としての東アジア観光
9週目 観光におけるミュージアムの役割と発展史
10週目 リゾートの発展史と日本のリゾート開発
11週目 ハワイの観光開発史と日本人のハワイ旅行
12週目 グローバリズム時代の観光（民間航空の秩序と航空観光の進展）
13週目 ニューツーリズム：「産業観光」の歴史と今後の方向性
14週目 ニューツーリズム：ヘルスツーリズムの歴史と日本の事例
15週目 期末試験+全体まとめ
16週目 やむを得ず15週目までの講義が実行できなかった場合に補講授業を実施。
準備学修（予習・復習）の具体的な内容及びそれに必要な時間
予習：参考書やインターネット等の媒体から観光発展史の関連情報を収集するなどの事前準備を行う（60分程度）。
復習：配布資料に基づき講義内容を整理し、復習する（60分程度）。
成績評価の方法・基準
授業時に実施する小レポート・講義中の発言/グループディスカッションなど　40％
中間テスト・期末テスト　60％
成績評価は、原則上全講義の2/3（10回）以上出席した学生のみ対象とする。
履修上の留意点
遅刻や私語、飲食などの迷惑行為を慎むこと。
講義内容は一貫性があるため、観光発展史Aを履修することが望ましい。
授業に関するお知らせなどはLMSから行うので、常に確認してください。
課題に対するフィードバックの方法
授業中の質問・課題に対するフィードバックは適宜コメントを行う。
小レポート、期末試験に対する評価・フィードバックは次回の講義において時間を設けて行う。
テキスト
特になし。レジュメ・配布資料を用いる。
参考書
ジョン・アーリ著、加太宏邦訳『観光のまなざし――現代社会におけるレジャーと旅行』法政大学出版局、3,300円