シラバス(詳細)

印刷する
2024年度
科目名 東アジア政治思想B 科目コード 1532 単位数 2
担当者名 佐藤 千歳 開講セメスター 第4セメスター 開講年次 2年次
授業の方法 講義 到達目標 B,F 実務経験 有 報道関係
ナンバリング DPo405 ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
 社会の構造や課題を読み解く手がかりとして、社会学の草創期から現代に至る主要な学説を学びながら、現代社会の若者が抱える問題や可能性を分析します。こうした学びを通じ、私たち自身が抱える問題や可能性についてより広い視野から考えられるようになることを目指します。幅広い視野には、グローバルな視野や歴史的な視野を含みます。
到達目標
1)社会学の理論を手がかりに、日本・韓国・中国の東アジア主要3カ国の若者をめぐる課題と展望を考察できるようになる。
2)自分の身の回りの問題や、自分自身の可能性について、より広い視野から考えられるようになる。
3)異なる社会を客観的に比較する視点を持ち、異なる社会・文化背景を持った他者とより深いコミュニケーションをできるようになる。
4)グループディスカッションやグループワークを通じて批判的思考力を身につけることができる。
授業内容
1週目 キャリアとワークライフバランス
2週目 障がい者と社会
3週目 老いとウェルビーイング
4週目 若年期の病気とウェルビーイング
5週目 社会保障の役割
6週目 介護保険と社会
7週目 高齢化社会と住宅政策
8週目 東アジアの高齢者扶養
9週目 東アジアの高齢者介護
10週目 人生の最終段階とグリーフケア
11週目 死と社会
12週目 格差社会と学歴
13週目 文化と再生産
14週目 社会運動と社会構想
15週目 ウェルビーイングの国際比較/テスト
16週目 やむを得ず15週までの内容を実施できなかった場合のみ補講授業
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
(予習 毎週60分間)指定したテキストを事前に通読し、意味が分からない箇所に印をつけ、LMSから質問してください。重要だと思う箇所にはアンダーラインを引いてください。
(復習 毎週60分間)授業終了後、テキストと授業の配布資料を再読し、課題を実施してLMSから提出してください。

※学内アクセスポイントが整備された際には、大学構内でWifiを用いて配布資料に常時アクセスできます。授業終了後すぐに準備学修に取り組むよう心がけてください。
成績評価の方法・基準
 課題の内容(約80%)、およびテストの成績(約20%)を総合して評価します。
 授業に3分の2以上出席し、テストを受験した履修者を成績評価の対象とします。なお出席には、授業への参加と課題提出の両方を必要とします。
履修上の留意点
1)病気やケガの療養や就職活動を理由に欠席する場合は、所定の欠席届と、その内容の根拠となる書類を提示してください。
2)授業に関する連絡や課題の提出・返却はLMSを用いて行います。毎回の授業の前後に確認してください。
※学内アクセスポイントが整備された際には、授業中の資料共有やグループワークにWifiを使用します。
3)授業の出席は、授業への参加と課題提出の両方を必要とします。例えば、授業には参加したが課題を提出しなかった場合やその逆は出席になりません。
課題に対するフィードバックの方法
 LMSを通じて課題の採点結果とコメントを個別に連絡します。課題の内容や採点結果についての質問を随時、LMSで受けつけます。
※学内アクセスポイントが整備された際には、授業中のフィードバックはWifiを用いて行います。
テキスト
櫻井義秀編著『ウェルビーイングの社会学』(北海道大学出版会)2600円
※東アジア政治思想Aと同じテキストを使います。
参考書
飯田俊郎、櫻井義秀編著『アンビシャス社会学』(北海道大学出版会)2160円