シラバス(詳細)

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2024年度
科目名 現代中国論B 科目コード 1528 単位数 2
担当者名 佐藤 千歳 開講セメスター 第4セメスター 開講年次 2年次
授業の方法 講義 到達目標 B,F 実務経験 有 報道関係
ナンバリング DFa402 ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
 日本と中国は「引っ越しできない隣人」と言われます。しかしこの隣人は、日本人から見ると理解しがたい、時に国際ルールを無視した行動をとることも少なくありません。なぜなのでしょうか?
 この授業では、中国報道に従事した担当教員の実務経験を生かし、圧倒的な多様性を内包する中国との関わり方について、自分なりの視点を獲得することを目指します。そのうえで、現代中国を理解し、中華圏出身者とより円滑なコミュニケーションが可能になるような知識を習得します。
到達目標
1)現代中国と、中国と関わりの深い地域の社会や文化の特色について理解し、説明できるようになります。
2)中国や、中国と関わりの深い台湾や東南アジアの社会と文化について、自分の関心のあるテーマと関連させながら説明することができるようになります。
授業内容
1週目 近現代中国の歴史
2週目 中国文学の特色
3週目 中国の近代文学
4週目 中国と台湾の教育
5週目 中国と台湾の教育改革
6週目 中国語映画の多様性
7週目 中国社会と映画
8週目 中国社会における宗教
9週目 華僑・華人のネットワーク
10週目 華僑・華人文化
11週目 台湾の戦後史
12週目 中台関係
13週目 香港の現代史
14週目 香港返還の影響/テスト
15週目 20世紀の日中関係
16週目 やむを得ず15週までの内容を実施できな かった場合のみ補講授業
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
(予習 毎週60分間)指定したテキストを事前に通読し、意味が分からない箇所に印をつけ、LMSから質問してください。重要だと思う箇所にはアンダーラインを引いてください。
(復習 毎週60分間)授業終了後、テキストと授業の配布資料を再読し、課題を実施してLMSから提出してください。
成績評価の方法・基準
 課題の内容(約80%)、およびテストの成績(約20%)を総合して評価します。授業に3分の2以上出席し、テストを受験した履修者を成績評価の対象とします。なお出席は、授業への参加と課題提出の両方を必要とします。
履修上の留意点
中国語学習者に特に履修を勧めます。
1)病気やケガの療養や就職活動を理由に欠席する場合は、所定の欠席届と、その内容の根拠となる書類を提示してください。
2)授業に関する連絡や課題の提出・返却はLMSを用いて行います。毎回の授業の前後に確認してください。
3)授業の出席は、授業への参加と課題提出の両方を必要とします。例えば、授業には参加したが課題を提出しなかった場合やその逆は出席になりません。
※学内アクセスポイントが整備された際には、授業中の資料共有やグループワークにWifiを使用します。
課題に対するフィードバックの方法
LMSを通じて課題の採点結果とコメントを個別に連絡します。課題の内容や採点結果についての質問を随時、で受けつけます。
テキスト
川島真編『ようこそ中華世界へ』(昭和堂)2700円
※現代中国論Aと同じテキストです。
参考書
尾形 勇、 岸本 美緒『中国史』(山川出版社)3780円
天児慧『巨龍の胎動』(講談社) ※出版元に在庫がありません。図書館で借りてください