シラバス(詳細)

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2024年度
科目名 環境経済論 科目コード 1434 単位数 2
担当者名 澤内 大輔 開講セメスター 第4セメスター 開講年次 2年次
授業の方法 講義 到達目標 B,F 実務経験 無 
ナンバリング DEc410 ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
 今日、地球温暖化や熱帯林破壊など地球規模で環境問題が深刻化しています。本講義では、環境経済学のフレームワークを応用し、様々な環境問題の発生要因や対応方法を具体例を通じて学んでいきます。本講義では、教員から学生への知識の伝達だけでなく、学生自らが課題を調査、発見し、その解決策について考察する問題解決型学習を取り入れ、学生が主体的に学ぶきっかけを作ります。
到達目標
・環境問題の発生のメカニズムおよび対策について、議論できるようになる。
・日本での環境問題について、具体例を用いて論述できるようになる。
・国内外の環境問題に関するニュースを理解できるようになる。
授業内容
1週目 ガイダンス:経済主体間の関係としての環境問題
2週目 環境と経済をつかむ
3週目 公害という原点
4週目 廃棄物はどこへ向かうのか
5週目 農が育む環境
6週目 みんなの資源を守れるのか
7週目 前半の振返り、【中間テスト】
8週目 エネルギー自治を求めて
9週目 まちづくりとアメニティ
10週目 グローバルとローカルをつなぐ
11週目 インフラを造り替える
12週目 ガバメントからガバナンスへ
13週目 後半の振返り、【中間テスト】
14週目 レポート課題の発表とレポート作成方法の指導
15週目 レポート作成方法の個別指導
16週目 試験、レポートについて公表します。但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施できなかった場合は、補講授業を行います。
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
予習:各回講義までに講義予定部分のテキストを読み、要点および疑問点を把握・整理しておく(1時間程度)。
復習:講義ノート・テキスト等を講義を振り返り、要点を把握・整理する。また自分自身の考えをノートにまとめておく(1.5時間程度)。
成績評価の方法・基準
試験、レポートを80%、講義への積極的な参加を20%程度として評価します。なお、全15週のうち、11週以上授業に出席した学生を成績評価の対象とします。つまり、5回目の欠席で単位取得要件を満たさなくなります。
履修上の留意点
-講義に関する連絡事項はLMS上で行うのでその都度確認してください。
-講義中の私語は認めません。
-授業内でオンラインの小テスト、アンケート等を行うので、PC、スマホ、タブレット等の通信機器を持参すること(学内アクセスポイント使用予定)。
-授業時間中に資料を収集して、作図・作表などを行ってもらうことがあります。また、授業時間以外にも自主的に調査・資料収集の取組が必要になるので、学内アクセスポイント(整備予定)等を使い、積極的にアクティブ・ラーニングに取り組むことが望ましい。
課題に対するフィードバックの方法
-LMS等を用いて理解度把握を行い(学内アクセスポイント使用予定)、授業内でフィードバックを行います。
-試験結果について個別に講評を加えて伝達します。あわせて全体の講評を行います。
テキスト
八木信一・関耕平『地域から考える環境と経済 -アクティブな環境経済学入門』有斐閣ストゥディア、2019年、2090円。
参考書
必要に応じてLMSや講義内にて紹介する。