シラバス(詳細)
2024年度 |
科目名 | 国際社会と安全保障B | 科目コード | 1510 | 単位数 | 2 |
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担当者名 | 坂口 可奈 | 開講セメスター | 第2セメスター | 開講年次 | 1年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | B | 実務経験 | 無 |
ナンバリング | BPe210 | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 国際社会の動きが個々人の生活にも影響を与えることを実感している学生もいるだろう。国際情勢が大きく動く時代において、国際関係に関する知識は個々人が生きていくうえでも必須の知識となっている。それは国家間関係に関するものにとどまらない。そこで、本講義では、国家の枠組みにとらわれずに国際関係を分析することで、国際社会の諸相や安全保障についての基礎知識を学ぶ。学生諸君には、本講義を通して国際情勢に興味関心を持ち、自らも国際社会の一員であるとの意識を養ってもらいたい。
- 到達目標
- ・非伝統的安全保障についての基礎知識を得ること
・現代の国際問題を幅広い視野と知識を持って分析できるようになること
・自らを歴史の流れと現代国際社会の動きの中に位置づけることができるようになること
- 授業内容
- 1週目 イントロダクション
2週目 「安全」を「保障」するとは何か
3週目 移民
4週目 難民
5週目 国内避難民
6週目 時事問題
7週目 ジェノサイドと保護する責任
8週目 映画から世界を見る
9週目 現代の紛争と内戦
10週目 国際社会の役割
11週目 テロリズム
12週目 サイバー安全保障
13週目 ディスカッション※学内アクセスポイント使用予定
14週目 現代世界の諸問題
15週目 国際協力+試験
16週目 今後の学習に向けて(ただしやむを得ず15週目までの授業内容を実施できなかった場合は補講を行う) - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- 予習:1、毎日、新聞の国際欄を読んで自分なりの見解をメモしておくこと
2、事前に指定する課題に取り組むこと(1と2を合わせて2時間程度)
復習:各自授業内容をノートにまとめること(1時間程度)
- 成績評価の方法・基準
- 期末試験70%
リアクションペーパー30%
- 履修上の留意点
- 1、許可のないかぎり、授業中にスマートフォン等は使用しないこと
2、出席登録後は授業終了まで退出は認めない
3、適宜グループ・ディスカッションやグループ・ワークを行う。受講生諸君の積極的な発言を期待する。
4、国際社会と安全保障Aの単位を取得済であることが望ましい
- 課題に対するフィードバックの方法
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毎週の授業冒頭に、前週に課した課題に対してのフィードバックを口頭で行う
試験に対してのフィードバックは最終授業の際に行う
- テキスト
- 特になし。毎週レジュメを配布する。
- 参考書
- 中西 寛、石田 淳、田所 昌幸『国際政治学―International Politics :Theories and Perspectives』(有斐閣) 3200円
ジョセフ・S・ナイ・ジュニア、デイヴィッド・A・ウェルチ 著、田中明彦、村田晃嗣 訳『国際紛争 理論と歴史 原書第10版』(有斐閣)3000円