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2024年度

科目名	国際社会と安全保障Ａ	科目コード	1509	単位数	2
担当者名	坂口　可奈	開講セメスター	第1セメスター	開講年次	1年次
授業の方法	講義	到達目標	B	実務経験	無
ナンバリング	BPe109	※DP（ディプロマポリシー）と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ（商学科・観光産業学科）参照

授業のねらい: 国際社会の動きが個々人の生活にも影響を与えることを実感している学生もいるだろう。国際情勢が大きく動く時代において、国際関係に関する知識は個々人が生きていくうえでも必須の知識となっている。とはいえ、現代国際関係を理解するには歴史を学ばなければいけない。　
そこで、国際社会と安全保障Aでは主に歴史的事例に焦点を当てて、安全保障についての基礎を学ぶ。学生諸君には、歴史から何を学ぶか、そして書かれた歴史といかに向き合うかを考えながら講義にのぞんでもらいたい。
到達目標: ・近代の歴史に関する基礎知識を身に付けること
・現代の国際問題を幅広い視野と知識を持って分析できるようになること
・歴史の流れと現代国際社会の動きの中に自らを位置づけることができるようになること
授業内容: 1週目イントロダクション
2週目国際政治にかかわる理論
3週目バランス・オブ・パワーと19世紀の国際政治
4週目第一次世界大戦
5週目戦間期の世界
6週目第二次世界大戦Ⅰ（ヨーロッパ）
7週目第二次世界大戦Ⅱ（アジア）
8週目戦後秩序の構築と冷戦のはじまり
9週目冷戦Ⅰ（アジアの冷戦）
10週目冷戦Ⅱ（核抑止）
11週目冷戦後の世界
12週目米中対立の時代
13週目日本の安全保障
14週目現代の紛争と内戦
15週目時事問題＋試験
16週目今後の学習に向けて（但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施出来なかった場合は、補講授業を行う。）
準備学修（予習・復習）の具体的な内容及びそれに必要な時間: 予習：１、毎日、新聞の国際欄を読んで自分なりの見解をメモしておくこと
　　　２、事前に指定する課題に取り組むこと(１と２を合わせて2時間程度)
　　　３、小中高段階で学んだ世界史を復習しておくこと
復習：各自授業内容をノートにまとめること（1時間程度）
成績評価の方法・基準: 期末試験70％
リアクション・ペーパー30％
履修上の留意点: 1、許可のないかぎり、授業中にスマートフォン等は使用しないこと
2、出席登録後は授業終了まで退出は認めない
3、適宜グループ・ディスカッションやグループ・ワークを行う。受講生諸君の積極的な発言を期待する。
課題に対するフィードバックの方法: 毎週の授業冒頭に、前週に課した課題に対してのフィードバックを口頭で行う
レポートに対してのフィードバックは最終授業の際に行う
テキスト: 特になし。毎週レジュメを配布する。
参考書: 中西寛、石田淳、田所昌幸『国際政治学―International Politics: Theories and Perspectives』(有斐閣) 3200円
その他、授業で紹介する