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シラバス（詳細）

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2022年度

科目名	日本文学と日本語B	科目コード	1131	単位数	3
担当者名	保坂　智	開講セメスター	第2セメスター	開講年次	1年次
授業の方法	講義	到達目標		実務経験	無
ナンバリング		※DP（ディプロマポリシー）と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ（商学科・観光産業学科）参照

授業のねらい: さまざまな文体・ジャンルの表現を題材として、日本語の文章表現についての理解を図り、教養を高める。文字と文体について学び、どのようにして日本語散文表現が成立したかを理解するとともに、実際に書くことを通して体験的に学習していく。
到達目標: ・さまざまな文体・ジャンルの日本語表現の成立過程と特色を知識として身につける。
・自分の考えを適切に記述することができる。
・言語と他の〈メディア〉の表現との差異を認識し、それぞれの特性を活かした表現ができる。
授業内容: 1週目ガイダンス
2週目【実践編1】作文①：私について（作業・評価・添削）
3週目【講義編1】文字史（漢字）
4週目【講義編2】文字史（仮名）
5週目【講義編3】オノマトペ　　＋　第１回試験
6週目【実践編2】作文②：最初の記憶（作業・評価・添削）
7週目【講義編4】文体史（和化漢文）
8週目【講義編5】文体史（漢文訓読体）
9週目【実践編3】作文③：コップの水（作業・評価・添削）
10週目【講義編6】文体史（和文）
11週目【実践編4】メディア間の翻訳①〈言語と音楽〉（作業・評価・添削）
12週目【講義編7】文体史（和漢混交文）
13週目【実践編5】メディア間の翻訳②〈言語と漫画〉（作業・評価・添削）
14週目【実践編6】メディア間の翻訳③〈言語と映画〉（作業・評価・添削）
15週目まとめ　＋　第2回試験
16週目課題に対するフィードバックを実施。但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施できなかった場合は、補講を行う。
準備学修（予習・復習）の具体的な内容及びそれに必要な時間: （予習）講義プリントや扱う文章をGoogleClassroomに公開するので、あらかじめ確認してから講義に臨む。（90分程度）
（復習）講義後は、配布された参考資料やプリントを復習し、理解に努める。また【実践編】の後では、学生相互の批評を行なってもらう。（90分程度）
成績評価の方法・基準: 試験を2回、作文提出を6回課す。試験40％、提出課題や講義へのコミットメントは60％として評価する。なお、5回欠席した場合は評価の対象としない。
履修上の留意点: 文章を実際に書いてもらう【実践編】と日本語による散文表現の成立を考察する【講義編】とからなる。【実践編】の提出物も評価対象とする。また、書いたものは、学生同士でも読み合うものとする。
課題に対するフィードバックの方法: 提出物は、その都度コメントをつけてフィードバックを行う。
テキスト: 特になし
参考書: ・山口仲美『日本語の歴史』（岩波新書）842円
・金文京『漢文と東アジア』（岩波新書）864円
なお、必要に応じて適宜GoogleClassroom上で紹介する。