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2019年度

科目名	コマース研究ゼミナールⅠ	科目コード	1209	単位数	2
担当者名	堤　悦子	開講セメスター	第4セメスター	開講年次	2年次
授業の方法		到達目標		実務経験
ナンバリング		※DP（ディプロマポリシー）と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ（商学科・観光産業学科）参照

授業のねらい: 堤ゼミでは，北海道の産業の歴史をふりかえり個別の企業の研究にとりくみます。ゼミ生が自身が興味をもっている国や地域の産業を理解し，現地調査も行い，最終的に就職にも役に立つようなゼミをねらいます。
到達目標: ゼミでの議論やレポート提出で，自身が得た知見や考えたことを論文形式にまとめることができるようになることを到達目標とします。
授業内容: 1週目例：日本またはアジアの産業史について調べてみましょう。皆が同じ知識レベルに達するまで議論し，わからない箇所を調べることが宿題になります。
2週目札幌は，開拓時代にお雇い外国人によって農業がはじめられた場所でもあります。各自が分担して日米関係やアジアについて調べましょう。
3週目地域や国の歴史や現在の状況について考察します。
4週目各自が調べた企業について成果をゼミで報告します。比較調査も行いましょう。
5週目調べたことを発表しましょう。自身が調べた地域と他の班が調べた地域を交換してさらに調べましょう。
6週目興味のある地域や国と，自身の社会人になってからの連携や関連の可能性にtついて，調べましょう。
7週目調査対象をその地域に典型的な企業へと範囲を狭め，分担して調べ情報を交換しましょう。
8週目実際に調べた企業について，現在の経営について分析してみましょう。
（例：SWOT分析、流通プロセス、製品戦略等）
9週目対象企業について，収益性の柱（NPOなどは，目標として掲げている事項）について，仮説を構築し多角的な検討を行った上で，仮説を構築します。
10週目仮説に基づく調査を行います。（質問調査やアンケートによる観察を行います。）
11週目業界内の同じような企業との比較をしてみてください。
12週目パワーポイントを使ってプレゼンテーションを行う準備をしましょう。プレゼンテーションの資料となるレポート作成を宿題にします。
13週目プレゼンテーションを行って，ディスカッションをしましょう。
14週目対象となっている企業の創業者や重役またはそうした企業のキーパーソンや，中小企業診断士などを招聘または訪問します。
15週目それまでの成果を確認します。
16週目ゼミ旅行で，成果をさらに深めましょう。
準備学修（予習・復習）の具体的な内容及びそれに必要な時間: ゼミは，一連の作業になっているので，基本的に全回出席することが最低の約束です。ゼミが終わると次の週まで何もしないのではなく，常に次週にむけた準備が必要です。こうした準備の過程で調べなければならないことがでてくる，これが予習です。パワーポイント作成や操作も予習のうちであり，レポート提出が復習になります。
成績評価の方法・基準: すべての回に出席することは大前提です。単に全回出席しても，ゼミに何ら積極的に取り組まない人には，単位は認定されません。ゼミ参加者全員と議論の上で，達成感のある活動をしましょう。全ての活動（議論への参加、レポート提出など）が評価の対象です。課題をこなすことで評価がなされます。
履修上の留意点: このゼミは，地域や他大学との社会人（ゼミの先輩・北海道の企業の社長等）との交流があります。多少の費用が生じます（交通費や懇親会参加費）
課題に対するフィードバックの方法
テキスト: 佐藤郁夫・森永文彦ら著『北海道の企業３』（北海道大学出版会）
参考書: ゼミの中で，適宜お伝えします。