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2019年度
科目名 広告論 科目コード 1416 単位数 2
担当者名 小堀 雅浩 開講セメスター 第6セメスター 開講年次 3年次
授業の方法 到達目標 実務経験  
ナンバリング ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
現代社会において、広告は高度に発展した情報創造・発信活動の一つであり、われわれの日常生活の場にはさまざまな表現とメディアを駆使した広告が溢れています。そうした広告の制作・発信には多くの企業や専門家が関与していますが、そこではどのような活動とマネジメントが行われるのでしょうか。本講では、広告をマーケティング・コミュニケーションの一環として捉え、広告の機能と類型、広告ビジネスの組織と活動・マネジメントの内容、インターネット広告の発展、および広告規制などについて学びます。講義を通じて広告を制作・発信する活動としくみについて基本的な知識と理解を深めることをめざします。
到達目標
・広告の制作・発信に関わる様々な組織とその活動について理解する。
・広告活動の効果的な遂行をめざす広告マネジメントの内容について基礎知識を修得するとともに、広告ビジネスへの関心を養う。
・ウェブ広告の発展など近年における広告活動の新たな展開について把握する。
授業内容
1週目 ガイダンス、 広告の概念と特性
2週目 広告の機能、 広告の類型
3週目 マーケティング・コミュニケーションと広告
4週目 広告ビジネスの組織
5週目 ターゲット・オーディエンスの設定とポジショニング
6週目 広告活動の目標
7週目 広告費予算の設定 
8週目 広告表現制作<クリエイティブ>の基本 +中間試験
9週目 広告表現の制作プロセス、 広告コンセプトと表現スタイル、 
10週目 広告のコピー・ビジュアル・レイアウト
11週目 広告媒体の種類とビークルの選択
12週目 広告の出稿ユニットと出稿パターンの選択 
13週目 広告効果の測定と調査
14週目 インターネット広告の発展
15週目 広告活動の規制  +期末試験 
16週目 期末試験の返却と講評。但し、前週までに休講があった場合には、補講授業を実施します。
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
毎週の授業で使用する資料を前週中にCoursePower上に公開しますので、受講生各自は資料を印刷して記載事項を予習してください。また資料は試験においても必要ですので、加筆した講義内容を十分に復習をし、不明の点は必ず調べるか質問するように心がけてください。
成績評価の方法・基準
中間試験、期末試験を行い、これらの試験成績に受講姿勢などを加味して評価します。必要に応じて個別にレポート課題を課すことがあります。
履修上の留意点
CoursePowerで公開する講義資料を毎週必ず印刷して授業に持参し、授業では、スライドの記載内容を加筆するよう努めて下さい。また、各試験については、翌週を目処に返却・講評しますので、各自が必ず自分の学業状況を確認してください。なお、遅刻や私語は厳に慎み、真摯な受講の姿勢やマナーを心がけていただきたい。
課題に対するフィードバックの方法
テキスト
特になし。
参考書
岸志津江・田中洋・嶋村和恵『現代広告論(新版)』(有斐閣)¥2,205
嶋村和恵監修『新しい広告』(電通)¥2,100
蔵本賢・林孝憲・中野明『最新 広告業界の動向とカラクリがよくわかる本』(秀和システム)¥1,620件