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札幌韓国教育院院長による特別講義「水原を通して韓国を見る」を実施
12月24日、本学の「韓国語会話・作文Ⅱ」(担当教員:李鳳)の授業において、札幌韓国教育院の朴熙喆院長をお迎えし、「水原(スウォン)を通して韓国を見る」をテーマに特別講義を実施しました。
水原はソウルから南へ約40kmに位置し、朝鮮王朝第22代王・正祖が「新しい国家」を構想して計画的に建設した歴史ある都市です。市の象徴である華城はユネスコ世界文化遺産に登録され、現在も市民の生活空間の中で大切に受け継がれています。
また、サムスン電子本社をはじめとする先端産業拠点や多くの大学・研究機関が集積する水原は、文化遺産・先端産業・教育研究が一体となった、韓国屈指の完成度を誇る都市でもあります。朴院長による丁寧で分かりやすいご講義を通して、学生たちは水原の歴史的価値と現代的意義、さらに韓国社会への理解を一層深めることができました。
参加した学生からは、
「歴史ある城郭と最先端の都市空間が同じ街に共存していることに驚きました」
「教科書だけでは分からない韓国の姿を、実感をもって学ぶことができました」
「韓国へ留学するなら、日本に関する知識もさらに深めて臨みたいと思いました」
といった声が寄せられました。
年末のお忙しい中、学生への心温まるお心遣いとともに本学にお越しいただき、貴重なご講義を賜りました朴熙喆院長に、改めて心より御礼申し上げます。