シラバス詳細

シラバス(詳細)

印刷する
2025年度
科目名 教職実践演習(高) 科目コード 1317 単位数 2
担当者名 山口 晴敬 開講セメスター 第8セメスター 開講年次 4年次
授業の方法 講義 到達目標 実務経験 無 
ナンバリング ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
現代は教育改革が進展する時代であることへの意識を深めるとともに、北海道をはじめとする地域の教育へのニーズに応え、信頼される学校づくりに参画し、豊かな教育指導を推進するための「確かな教師力を身に付けた」実践的指導力の育成を求めて、実際の教育現場で必要な指導力を想定した授業を目指す。
到達目標
大学4年間を通して学んだ学習知と教育実習等で得られた学習指導や生徒指導等の実践知との更なる融合を図り、使命感や責任感に裏打ちされた確かな実践的指導力を有する教員としての資質と能力の養成を到達目標とする。その際、履修カルテやポートフォリオを活用し、高い意識の反省的実践家の養成を目指し、教員にふさわしい力量の形成に取り組むことができる。
授業内容
1週目 オリエンテーション(履修カルテの確認、自己の学びを振り返って)
2週目 高等学校教諭としての確かな実践的指導力の確立を求めて(研究協議・相互評価)
3週目 北海道教育の現状と求められる教師力1(講義)
4週目 北海道教育の現状と求められる教師力2(使命感・責任感をテーマに演習)
5週目 北海道教育の現状と求められる教師力3(社会性等をテーマに演習)
6週目 北海道教育の現状と求められる教師力4(ICTをテーマに演習)
7週目 北海道教育の現状と求められる教師力5(高校生の社会参加の支援方策をテーマに演習)
8週目 中間まとめと(「私の教育実践構想案」の作成を指示、KJ法で課題を整理・研究協議)
9週目 授業設計と模擬授業1(教科の模擬授業の実施と検討)
10週目 授業設計と模擬授業2(LHRの模擬授業の実施と検討)
11週目 授業設計と模擬授業3(総合的な探究の時間の模擬授業と研究協議)
12週目 学校・家庭・地域との連携・協働を深める(ゲストティチャーの講義・研究協議・事例研究・グループ討議)
13週目 小・中・高連携・一貫教育、高大連携をつくる(ゲストティチャーの講義・研究協議・事例研究・グループ討議)
14週目 教学半の実践者、反省的実践家として(ゲストティチャーの講義・研究協議・事例研究・グループ討議)
15週目 教育実践演習のまとめ(「私の教育実践構想」の発表と質疑応答・レポートの作成)
16週目 教職課程を振り返って(教職課程卒業論文の提出、ポートフォリオ・履修カルテの作成等)ただし、やむを得ず15週目までの授業ができなかった場合、補講を行います。
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
予習は、指示により調査を行い、発表や模擬授業等の準備を行う(毎回1.5時間程度)。
復習は、履修カルテ・ポートフォリオ等に基づき、自己・相互評価を踏まえて、自ら教師として必要な資質・能力の確認を励行し、補充のための学習を行う(毎回1時間程度)。
成績評価の方法・基準
成績評価は、授業態度の他、演習・グループ討議・研究協議・レポートの作成、調査・発表、教職課程を学んでの卒業論文などをもとに総合的に行う。
履修上の留意点
本授業は、教職課程全体のまとめの意味を有するとともに、次代を担う教師としての資質や能力を担保する観点に立って実施することから、反省的な実践家として学び続ける教師としての姿勢をもって履修することを期待する。
課題に対するフィードバックの方法
課題プリントや研究協議の相互評価、自己評価表などをフィードバックする。
履修カルテやポートフォリオを使った教職課程での学びの総まとめの機会としたい。
テキスト
必要により指示します。
参考書
堂徳将人編著『社会に開かれた教育課程を実現する高校』(学事出版)2,090
堂徳将人編著『高等学校ICT活用で実現する 個別最適な学び・協働的な学び』(学事出版)2,200円
必要により紹介します。
PAGE TOP