シラバス詳細
シラバス(詳細)
2025年度 |
科目名 | 教育相談論 | 科目コード | 1580 | 単位数 | 2 |
---|---|---|---|---|---|
担当者名 | 益子 洋人 | 開講セメスター | 第5セメスター | 開講年次 | 3年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | ー | 実務経験 | 無 |
ナンバリング | ー | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 教育相談は、生徒指導のための具体的な方法論である。この授業では、とくに青年前期の心身の発達について理解し、彼らの成長を支える支援する教育相談の実践的な理論と方法について、総論的、各論的に理解する。
- 到達目標
- 教育相談の機能や意義と、青年前期の心身の発達の特徴を理解する。また、学校で出会いやすい困難を抱えた生徒に関わる際に、同僚や地域の関係諸機関などの連携先も踏まえて、自分なりの支援方法を考えることができる。
- 授業内容
- 1週目 オリエンテーション(講義の進め方,成績評価など)/教育相談とは何か(学内アクセスポイント使用予定)
2週目 概論①(青年前期の身体的・心理的発達)(学内アクセスポイント使用予定)
3週目 概論②(青年前期の仲間関係の発達)(学内アクセスポイント使用予定)
4週目 各論①(いじめ)(学内アクセスポイント使用予定)
5週目 各論②(不登校)(学内アクセスポイント使用予定)
6週目 各論③(児童虐待/ヤングケアラー)(学内アクセスポイント使用予定)
7週目 各論④(自傷行為/自殺企図)(学内アクセスポイント使用予定)
8週目 各論⑤(ゲーム依存)(学内アクセスポイント使用予定)
9週目 各論⑥(保護者との関わり方)(学内アクセスポイント使用予定)
10週目 実習①(傾聴(復習))(学内アクセスポイント使用予定)
11週目 実習②(もめごと解決の理論)(学内アクセスポイント使用予定)
12週目 実習③(もめごと解決のロールプレイ(友達同士のすれ違い))(学内アクセスポイント使用予定)
13週目 実習④(もめごと解決のロールプレイ(意見やアイディアの対立))(学内アクセスポイント使用予定)
14週目 実習⑤(もめごと解決のロールプレイ(背景に存在する問題の影響))(学内アクセスポイント使用予定)
15週目 実習⑥(もめごと解決のロールプレイ(学生が作成した模擬事例))(学内アクセスポイント使用予定)
16週目 16週目 これまでの学習活動へのフィードバック(やむを得ず、15週目までの授業内容を実施できなかった場合は補講) - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- 各回の授業は、テキストにおおむね対応している。予習として、事前にテキストの該当単元を通読し、理解できない点を確認しておくこと(60分程度)。また、復習として、各授業後に、自分の思ったことや感じたこと、考えたことをノートにまとめておくこと(60分程度)。
- 成績評価の方法・基準
- ・平常点(60%):
授業終了後に提出するリアクションシートの内容を評価する。
・期末レポート(40%):
授業の内容の理解度をレポートによって評価する。 - 履修上の留意点
- 広い意味での教育活動への関心を持って参加してください。
なお、12週から15週は、アクティブラーニング(体験学習)を行う予定です。 - 課題に対するフィードバックの方法
- 各回の授業の冒頭20分程度で、前回の授業で提出されたリアクションシートの内容に関するフィードバックを行う。
- テキスト
- 益子 洋人・平野 直己(編著)『ガイドブック あつまれ! みんなで取り組む教育相談』(明石書店)2,750円(税込)
益子 洋人『教師のための子どものもめごと解決テクニック』(金子書房)1,980円(税込) - 参考書
- 文部科学省『生徒指導提要(改訂版)』(文部科学省)990円(税込)(文部科学省のHPからダウンロードもできます)