シラバス詳細
シラバス(詳細)
2025年度 |
科目名 | 教育心理学 | 科目コード | 1302 | 単位数 | 2 |
---|---|---|---|---|---|
担当者名 | 益子 洋人 | 開講セメスター | 第3セメスター | 開講年次 | 2年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | ー | 実務経験 | 無 |
ナンバリング | ー | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 教育心理学は,教育過程の諸現象を心理学的に解明し,効果的な教育を行う方法を見つけ出すことを目的としている。この学問で取り扱う内容は,おおむね学習,発達,対人関係,適応,測定であり,これはいわゆる「教育活動」を効果的に進めるために有用とされる。この授業では,教育指導の基礎となる知識を学ぶだけではなく,それらがどのように教育現場で応用されているのかについても理解し,現実に即した教育を進められるような資質,能力の向上を目指す。
- 到達目標
- 教育心理学の基本的な知識と,児童生徒に対する援助的・発達促進的関わりの実践例を理解し,教育現場で起きている諸現象を教育心理学の知見で説明できるようになる。
- 授業内容
- 1週目 オリエンテーション(講義の進め方,成績評価など)/教育心理学とはどのような学問か
2週目 記憶(学内アクセスポイント使用予定)
3週目 認知(学内アクセスポイント使用予定)
4週目 学習(学内アクセスポイント使用予定)
5週目 動機づけ(学内アクセスポイント使用予定)
6週目 学校における対人関係(学内アクセスポイント使用予定)
7週目 学習の指導(学内アクセスポイント使用予定)
8週目 学習の評価(学内アクセスポイント使用予定)
9週目 発達①(遺伝と環境の相互作用や家族の影響など)(学内アクセスポイント使用予定)
10週目 発達②(知能の発達)(学内アクセスポイント使用予定)
11週目 発達③(人格の発達)(学内アクセスポイント使用予定)
12週目 児童生徒の抱える困難①(発達障害・児童虐待)(学内アクセスポイント使用予定)
13週目 児童生徒の抱える困難②(いじめ)(学内アクセスポイント使用予定)
14週目 教育相談の技法(学内アクセスポイント使用予定)
15週目 期末テスト/学習のまとめ(学内アクセスポイント使用予定)
16週目 これまでの学習活動へのフィードバック(やむを得ず、15週目までの授業内容を実施できなかった場合は補講) - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- 各回の授業は、テキストの一単元に対応している。予習として、事前にテキストの該当単元を通読し、理解できない点を確認しておくこと(60分程度)。また、復習として、各授業後に、自分の思ったことや感じたこと、考えたことをノートにまとめておくこと(60分程度)。
- 成績評価の方法・基準
- ・平常点(60%):
授業終了後に提出するリアクションシートの内容を評価する。
・期末試験(40%):
授業の内容の理解度を筆記試験によって評価する(持ち込み可)。 - 履修上の留意点
- 広い意味での教育活動への関心を持って参加してください。
- 課題に対するフィードバックの方法
- 各回の授業の冒頭20分程度で、前回の授業で提出されたリアクションシートの内容に関するフィードバックを行う。
- テキスト
- 鎌原 雅彦・竹綱 誠一郎『やさしい教育心理学(第5版)』(有斐閣アルマ) 2,090円(税込)
- 参考書
- 森 敏昭・秋田 喜代美(編)『教育心理学キーワード』 (有斐閣)2,090円(税込)