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2021年度
科目名 総合的な学習の時間の指導法 科目コード 9999 単位数 1
担当者名 岡積 義雄 開講セメスター 第5セメスター 開講年次 3年次
授業の方法 講義 到達目標 実務経験 無 
ナンバリング ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
総合的な学習の時間の教育課程における位置づけや性格を明確にするために「意義、目標、内容」、「指導計画作成についての考え方・基礎的能力」、「指導と評価のあり方」を中心に授業を進める。
到達目標
総合的な学習の時間において、探究的・横断的・総合的な学習を通して、広範な事象を多様な観点でとらえ、実社会・実生活の課題を探究する学びを実現するために指導計画の作成、指導方法、学習評価等の知識・技能を身に付ける。
授業内容
1週目 総合的な学習の時間の成立、日本の教育の現状と学習指導要領について
2週目 総合的な学習の時間の背景と実践の現状把握について
3週目 総合的な学習の時間のねらいと意義・内容の留意点について
4週目 総合的な学習の時間の教育課程の位置づけについて
5週目 総合的な学習の時間の指導計画・実践のプロセスについて
6週目 総合的な学習の時間の指導と評価方法、教師の指導力向上について
7週目 総合的な学習の時間の外部講師との連携(実践事例)について
8週目 総合的な学習の時間のテーマ設定(実践事例)について
9週目 総合的な学習の時間の各教科・他領域との関連と指導計画・実践について
10週目 総合的な学習の時間の地域との関連と指導計画・実践(展開事例)について
11週目 総合的な学習の時間での国際理解と交流(実践事例)について
12週目 総合的な学習の時間の単元構成のあり方について
13週目 総合的な学習の時間の単元構成の具体化について
14週目 総合的な学習の時間の単元構成の実際(実践事例)について
15週目 総合的な学習の時間における指導技術(実践事例)について
16週目 やむを得ず、15週目までの授業内容を実施出来なかった場合は、補講授業を行います。
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
毎回の講義で指示される学習指導要領の関係部分を読んでノートにまとめる。(90分)
毎回の講義で課される「確認テスト」に取り組む。(30分)
成績評価の方法・基準
「確認テスト」(50%)、「レポート」(20%)、「グループでの協議に取り組む姿勢」(10%)、「発表内容・態度・熱意」(20%)を観点毎に記録し、それを総合して評価する。
履修上の留意点
*将来、教職に就く意欲を強くもっていること。
*教職を目指す学生にとって毎回の講義が実際の現場で必要な知識となるため、安易に欠席をすることのないように心がけること。
*講義で指示される「確認テスト」「課題」「レポート」はすべて提出すること。
*準備学習の要領は最初の講義で説明する。
課題に対するフィードバックの方法
提出された「確認テスト」「課題」「レポート」は添削後、返却するので、実際に教職に就いた時に役立てること。
テキスト
特になし
高等学校学習指導要領(平成30年3月告示 文部科学省)プリント資料を講義ごとに配布する。
参考書
高等学校学習指導要領解説 総合的な学習の時間編(東洋館出版 文部科学省)
生徒指導提要」(文部科学省)