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2021年度
科目名 教育方法論 科目コード 1309 単位数 2
担当者名 大友 秀人 開講セメスター 第6セメスター 開講年次 3年次
授業の方法 講義 到達目標 実務経験 無 
ナンバリング ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
これまでの学校教育における先覚的業績をベースにして、教育をどのように行うかという知識と教育のために必要な教材教具の技能の修得することにより、今後の教育にとって求められている能力と資質を身につける。
到達目標
授業を受ける学生が、今まで自身が習ってきた授業を教育方法論で理解し直し、今後、教育方法に関して関心が持ち、教師として授業で生徒に教える力が身につけれるようになること。
授業内容
1週目 教育方法論の意義と内容
2週目 教育に求められているもの(最近の動向からの分析)
3週目 教育方法学の歴史(ヘルバルトなで19世紀まで)(調査・発表)
4週目 教育方法学の歴史(デューイなど現代に至るまで)(調査・発表)
5週目 教育方法の累計と特質(調査・発表)
6週目 日本の授業と授業研究(授業の成立と制度化、授業研究と教員研修)
7週目 授業のパラダイム変換(行動科学、参与観察による研究)
8週目 授業と学習(授業の概念、学習の定義、構成主義)
9週目 授業と学習(技術的実践、反省的実践)(調査・発表)
10週目 これからの教育方法の課題(レポート作成)
11週目 教育課程の中での位置づけ(調査・発表)
12週目 アメリカにおけるカリキュラム改革の変遷(調査・発表)
13週目 カリキュラム編成とカリキュラム類型(調査・発表)
14週目 コンピュターと教育(情報化社会と教育、メディア教育)
15週目 情報機器の活用(レポート作成)
16週目 課題へのフィードバック(但し、やむを得ず、15週目ま
での授業内容を実施出来なかった場合は、補講授業を行う)
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
予習は、テキストの事前学習を行うとともに、指示による予習課題に取り組むこと(60分程度)。復習は、毎時間行う小テストでできなかったところを振り返り、自分の考えをノートにまとめておくこと(60分程度)。
また、日頃から、職業指導の知見で判断できるように興味・関心を払うこと。
成績評価の方法・基準
成績評価は、授業態度、毎時間の課題・小テスト、レポート作成や調査・発表などにより、総合的に判断する。
履修上の留意点
授業では、対話のある授業でシェアリング(振り返り)を行い、単に知識の量を増やすことより、思考方法を獲得することを目的とする。それ故、授業中、受け身的にならず、積極的に参加することを望む。
課題に対するフィードバックの方法
テストやレポートの返却しながら、自らが今後の課題に気づけるようなフィードバックを個別に行う。
テキスト
佐々木正治編著 『新中等教育原理改訂版』(福村出版)¥2,200+税
本テキストは「教師論」と同じテキストを使用
参考書
新井邦二郎・濱口佳和・佐藤純共著『教育心理学』(培風館)¥2,000+税