- イベント
- 新着情報
- 留学・国際交流
日本韓国語教育学会国際学術大会を本学で開催― 国内外から約120名が参加 ―
10月10日(土)・11日(日)の2日間、本学において、第17回 日本韓国語教育学会国際学術大会が開催されました。北海道での開催は2015年以来11年ぶりとなり、国内外の大学・教育機関から、韓国語教育・韓国語学をはじめとする研究者や教育関係者など約120名が参加しました。2日間にわたり、基調講演、ワークショップ、研究発表など多彩なプログラムが行われ、盛況のうちに大会を終えました。
10日の開会式では、本学の堂徳将人 学長による挨拶に続き、駐札幌大韓民国総領事館の張容秀 総領事からご祝辞をいただきました。基調講演では、韓国・漢陽大学 国際教育院の金廷勲 教授が「人工知能の時代、韓国語教育の未来―技術導入の限界と教授・学習革新の可能性―」と題して講演を行いました。急速に発展するAI技術を韓国語教育にどのように取り入れ、教育の本質と調和させていくのかという今日的な課題について、長年にわたる教育実践と研究を踏まえた示唆に富む講演となりました。また、北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院の金成玟 教授によるワークショップ「テキスト/コンテクストとしてのK‐POP-『日韓ポピュラー音楽史』から考える韓国語教育のいま」も行われました。参加者が実践を交えながら学び、韓国語教育の新たな可能性についてともに考え、意見を交わす貴重な機会となりました。
研究発表では、本学の水野俊平教授が「動画生成AIを活用した文法事項導入試案」と題して発表を行いました。動画生成AIを韓国語の文法教育に取り入れる新たな試みを提示したもので、AIを活用した外国語教育の可能性を考える実践的な研究として、参加者の関心を集めました。本学における韓国語教育研究の成果を広く発信する機会ともなりました。このほか、韓国語教育の理論と実践、教材開発、ICT・AIの教育活用、言語研究など、多岐にわたる研究発表が行われ、各会場では活発な質疑応答と意見交換が交わされました。本学の学生も研究発表に参加し、発表者に積極的に質問する姿が見られました。第一線で活躍する研究者や教育者の発表を直接聴き、自ら質問し、意見を交わす経験は、学生にとって大学での学びをさらに深める貴重な機会となりました。
本大会の開催にあたっては、本学の李鳳 教授が大会準備委員長を務め、基調講演等の司会進行も担当しました。日本韓国語教育学会の関係者ならびに本学教職員の協力のもと、準備・運営が進められ、国内外から約120名の研究者・教育関係者を迎えることができました。本学がこれまで培ってきた韓国語教育と国際交流の実績を基盤として、このような国際学術大会を本学で開催できたことは、本学の教育・研究活動および国際交流のさらなる発展につながる、大変意義深い機会となりました。今回の大会は、韓国語教育・研究に関する最新の知見を共有するだけでなく、本学の教育・研究活動を広く発信するとともに、学生にとっても国内外の研究者・教育関係者と学術的な交流を経験する貴重な機会となりました。本学では、今後も特色ある教育・研究活動を推進するとともに、国内外の大学・研究機関との連携を深め、学生の学びにつながる国際的な学術交流のさらなる発展に取り組んでいきます。