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LINEスタンプ&ポストカード企画でデジタルコンテンツ制作を実践!
本学では、「商学」を総合的に学び、ビジネスの現場で応用できるスキルを習得した学生が、幅広い分野で活躍しています。これからのデジタル化社会に対応する能力を身につけることは非常に重要であると考え、2024年度からは1年次必修科目として「データサイエンス・AI論」を開講し、他の科目と連携しながら、データサイエンス、IT、AI教育を体系的に展開しています。
1年生前期開講科目である「現代社会と情報ネットワークA」では、ITを利活用するあらゆる業種・職種で必要とされる基礎知識として、国家資格「ITパスポート」の出題範囲から関連知識を学習します。さらに、本授業の大きな特色として、チーム制作によるデジタルコンテンツ(スタンプ、ポストカード、動画など)の企画・制作を通して、IT活用による価値創造を実践的に学ぶ機会を提供しています。
授業の前半のチーム制作では「LINEスタンプ・ポストカードの企画」をテーマに実施しました。1チーム6名以内、13チームがLINEスタンプを企画し、授業の7週目で発表会と学生間で評価を行いました。

各チームは3分間のプレゼンテーションで企画案を提案し、企画の意図、想定されるユーザ層、想定利用場面やオリジナリティ等について説明をしました。プレゼンテーションが終了後、投票が行われ、評価の高い4チームの代表がコメントをしました。
評価の高かったチームの企画書の一部を掲載します。

「えじそん」企画書

「来財(ライツァイ)」企画書

「ファンタジア」企画書

「4ever Girls(フォーエバーガールズ)」企画書
【在学生インタビュー】
授業終了後、「えじそん」メンバーの久保詩音さんと、「来財(ライツァイ)」メンバーで煙台大学からの交換留学生である丁琪さんに、今回の企画書発表についてインタビューしました。
久保詩音さん:「この度は、多くの方から高い評価をいただき、大変光栄です。絵を描ける人材がいないという制約の中で、いかにアイデアで魅力を引き出すかを追求してきた私たちの努力が報われ、大きな喜びを感じています。次回の課題は動画制作ですが、今回同様に限られたリソースの中で皆さんと肩を並べられるものを作るのは大変な挑戦ですが、同時にとても楽しみです。」
丁琪さん:「優しく評価していただき、ありがとうございました。グループでスタンプを作るのは初めてで、わからないことや間違いがたくさんありました。先生に何度も質問し、みんなで協力して修正することで、今回お見せしたような、なかなか悪くないプレゼンテーションができました。今日の結果に満足せず、チームとしてもっと良い作品を出せるよう、これからも頑張ります!」
履修生の皆さんには、今後様々な授業や課外活動の中でITスキル、AIの活用、他者協働に欠かせないコミュニケーション能力を身につけて成長し、様々な場面で活躍することを期待しています。
本学では、これからもIT・AIを利活用して成長していく学生さんを支援していきます。