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【セミナー開催】北海道地域観光学会 セミナー「国際リゾート地アスペン(アメリカ・コロラド州)のスーパー・ジェントリフィケーションと格差コミュニティ」のお知らせ
北海道地域観光学会では、7月22日(水)にセミナーを本学で開催いたします。
本セミナーは、国際リゾート地として世界的に有名なアメリカ・コロラド州アスペンの事例を通じて、地域の開発の歴史と格差の実情について知見を深める貴重な機会です。会員以外の方も無料でご参加いただけますので、ぜひご来場ください。
セミナーの概要は下記のとおりです。
【北海道地域観光学会 セミナー】
主催:北海道地域観光学会 日時:7月22日(水)17:30~18:30
場所:北海商科大学(1号館8階開発政策研究所)
題目:国際リゾート地アスペン(アメリカ・コロラド州)のスーパー・ジェントリフィケーションと格差コミュニティ
講師:伊藤 昭男 氏(北海商科大学 教授)
参加資格:会員・非会員を問わず
アメリカ・コロラド州アスペンは、北海道で言うと占冠村(しむかっぷむら)のような山村ですが、現在は国際リゾート地として世界的に有名です。その開発の端緒は1879年の銀鉱山開発と1883年の閉鎖にあります。その後、雪を観光資源としたスキー・リゾート開発だけでなく、「アスペン・インスティテュート」などの高度な芸術・文化を融合させた開発を進めることで、ユニークな山岳観光地へと変貌を遂げました。しかし、1970年代に見られたヒッピーの隆盛や、その後の外部不動産開発資本の流入などを通じて、今では超富裕層の休息地となっています。その地価の高騰から、一般市民が立ち退きを余儀なくされる「スーパー・ジェントリフィケーション」の事態を生じさせています。
本セミナーでは、アスペンの開発の歴史を素描するとともに、街のサービス機能を支える底辺労働者(ラテンアメリカ人)の存在に見る階級間格差の実情について理解を深めます。その上で、都市政治論の観点から「開発は誰のためのものなのか」という地域開発の本質を考えてみる機会といたします。

世界的スキー・リゾート「アスペン・スノーマス・ビレッジ」(アメリカ・コロラド州)

富裕層が利用するアスペンと他都市を結ぶプライベートジェット機
学生の皆様にとっても、北海道やニセコをはじめとする国内リゾートの観光発展・開発を考える上で不可欠な、「地域社会の格差」や「持続可能な地域づくり」における新たな知見と示唆を得る貴重な機会となります。観光学、まちづくり、地域政策、ビジネスに関心を持つ多数の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。