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2025年度
科目名 地域観光振興特殊研究Ⅰ 科目コード 8108 単位数 2
担当者名 山田 勅之 開講時期 1前 開講年次 1年次
授業の到達目標及びテーマ
本講義は観光振興を検討するうえで、必要となる理論を学ぶことを目的とする。
授業の概要
 観光はありとあらゆるものをその対象とする可能性があり、したがって観光振興論を理解するためには学際的アプローチが必要である。観光研究における問題関心として、「まなざし」、「真正性」、「伝統の創造」、「オリエンタリズム」、「文化の遺産化」「ホスト&ゲスト」などが挙げられる。これらの参照文献を輪読する。
 以上から観光振興という動態をどのようにとらえるべきか、課題抽出力を磨くとともに、博士論文の理論構築の一助とする。
授業計画
1週目 ガイダンス
2週目 まなざし①
3週目 まなざし②
4週目 まなざし③
5週目 真正性①
6週目 真正性②
7週目 伝統の創造①
8週目 伝統の創造②
9週目 オリエンタリズム①
10週目 オリエンタリズム②
11週目 文化の遺産化①
12週目 文化の遺産化②
13週目 文化の遺産化③
14週目 ホスト&ゲスト①
15週目 ホスト&ゲスト②
16週目 振り返り・講評
テキスト
授業時に配布します。
参考書・参考資料等
ジョン・アーリ、ヨーナス・ラースン著、加太宏邦訳『観光のまなざし』法政大学出版局
ダニエル・J.ブーアスティン著、後藤和彦・星野郁美訳『幻影の時代―マスコミが製造する事実』東京創元社
ディーン・マキャーネル、安村克己他訳『ザ・ツーリズト』学文社
E・ホブズボウム, T・レンジャー編、前川啓治・梶原景昭他訳『創られた伝統』紀伊國屋書店
ロドニー・ハリソン著、木村至聖他訳『文化遺産といかに向き合うのか―「対話的モデル」から考える持続可能な未来』ミネルヴァ書房
ヴァレン・L・スミス編、市野澤潤平他訳『ホスト・アンド・ゲスト―観光人類学とはなにか』ミネルヴァ書房
成績評価の方法・基準
課題に取り組む姿勢や進捗状況、質疑応答などにより総合的に評価する。
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