シラバス(詳細)
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科目名 |
観光振興論特殊講義 |
科目コード |
8018 |
単位数 |
2 |
担当者名 |
山田 勅之 |
開講時期 |
1後 |
開講年次 |
1年次 |
- 授業の到達目標及びテーマ
- 本講義は観光振興を検討するうえで、必要となる理論を学ぶことを目的とする。
・「観光のまなざし」と観光振興の関係性を理論的に理解する。
・「ホスト」と「ゲスト」というキータームから観光振興を理論的に理解する。
- 授業の概要
- 観光はありとあらゆるものをその対象とする可能性があり、したがって観光振興論を理解するためには学際的アプローチが必要である。観光研究において、現在なお有用である、ジョン・アーリ『観光のまなざし』とヴァレン・スミス『ホスト・アンド・ゲスト』を理解する。
以上から観光振興という動態をどのようにとらえるべきか、理論的構築をはかる一助とする。
- 授業計画
- 1週目 ガイダンス
2週目 観光のまなざし①:観光のまなざし
3週目 観光のまなざし②:大衆観光と海浜リゾート地の盛衰
4週目 観光のまなざし③:変わりゆく観光産業の経済学
5週目 観光のまなざし④:観光のまなざしのもとで働く
6週目 観光のまなざし⑤:文化変容と観光のリストラ
7週目 観光のまなざし⑥:歴史へまなざしを向ける
8週目 観光のまなざし⑦:観光、文化、社会的不均等
9週目 ホスト・アンド・ゲスト①:観光活動と余暇生活
10週目 ホスト・アンド・ゲスト②:欧米以外の社会における初期の観光活動(1)
11週目 ホスト・アンド・ゲスト③:欧米以外の社会における初期の観光活動(2)
12週目 ホスト・アンド・ゲスト④:ヨーロッパのリゾートにおける観光活動(1)
13週目 ホスト・アンド・ゲスト⑤:ヨーロッパのリゾートにおける観光活動(2)
14週目 ホスト・アンド・ゲスト⑥:複合社会における観光活動(1)
15週目 ホスト・アンド・ゲスト⑦:複合社会における観光活動(2)
16週目 振り返り・講評
- テキスト
- 授業時に配布します。
- 参考書・参考資料等
- ジョン・アーリ著、加太宏邦訳『観光のまなざし―現代社会におけるレジャーと旅行』法政大学出版局
バーレーン・スミス『観光とリゾート開発の人類学―ホスト&ゲスト論でみる地域文化の対応』勁草書房
- 成績評価の方法・基準
- 課題に取り組む姿勢や進捗状況、質疑応答などにより総合的に評価する。
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