シラバス検索詳細

シラバス(詳細)

印刷する
2023年度
科目名 観光振興論特殊講義 科目コード 8018 単位数 2
担当者名 山田 勅之 開講時期 1後 開講年次 1年次
授業の到達目標及びテーマ
本講義は観光振興を検討するうえで、必要となる理論を学ぶことを目的とする。
・「観光のまなざし」と観光振興の関係性を理論的に理解する。
・「ホスト」と「ゲスト」というキータームから観光振興を理論的に理解する。
授業の概要
観光はありとあらゆるものをその対象とする可能性があり、したがって観光振興論を理解するためには学際的アプローチが必要である。観光研究において、現在なお有用である、ジョン・アーリ『観光のまなざし』とヴァレン・スミス『ホスト・アンド・ゲスト』を理解する。
以上から観光振興という動態をどのようにとらえるべきか、理論的構築をはかる一助とする。
授業計画
1週目 ガイダンス
2週目 観光のまなざし①:観光のまなざし
3週目 観光のまなざし②:大衆観光と海浜リゾート地の盛衰
4週目 観光のまなざし③:変わりゆく観光産業の経済学
5週目 観光のまなざし④:観光のまなざしのもとで働く
6週目 観光のまなざし⑤:文化変容と観光のリストラ
7週目 観光のまなざし⑥:歴史へまなざしを向ける
8週目 観光のまなざし⑦:観光、文化、社会的不均等
9週目 ホスト・アンド・ゲスト①:観光活動と余暇生活
10週目 ホスト・アンド・ゲスト②:欧米以外の社会における初期の観光活動(1)
11週目 ホスト・アンド・ゲスト③:欧米以外の社会における初期の観光活動(2)
12週目 ホスト・アンド・ゲスト④:ヨーロッパのリゾートにおける観光活動(1)
13週目 ホスト・アンド・ゲスト⑤:ヨーロッパのリゾートにおける観光活動(2)
14週目 ホスト・アンド・ゲスト⑥:複合社会における観光活動(1)
15週目 ホスト・アンド・ゲスト⑦:複合社会における観光活動(2)
16週目 振り返り・講評
テキスト
授業時に配布します。
参考書・参考資料等
ジョン・アーリ著、加太宏邦訳『観光のまなざし―現代社会におけるレジャーと旅行』法政大学出版局
バーレーン・スミス『観光とリゾート開発の人類学―ホスト&ゲスト論でみる地域文化の対応』勁草書房
成績評価の方法・基準
課題に取り組む姿勢や進捗状況、質疑応答などにより総合的に評価する。
PAGE TOP