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2022年度
科目名 観光環境論特殊講義 科目コード 8022 単位数 2
担当者名 池ノ上 真一 開講時期 1後 開講年次 1年次
授業の到達目標及びテーマ
(1)人口減少時代とグローバル化を背景として、観光の果たす役割について検討する力を養うこと
(2)各自が観光と環境のあるべき関係について独創的な意見を持つことができるようになること
(3)当科目の共通テーマとして「持続可能な観光創造」についてオリジナルの考え方を構築すること
授業の概要
 ここでいう環境とは、人や地域社会、そして地球を取り巻く3つの次元を捉える視点としての環境”environment”とする。そして観光については、人の移動、それを迎える地域であり地域間交流、そしてグローバル化する人の移動や国家間の交流から捉える。コロナ禍や戦争、国際関係、気候変動など観光に影響をおよぼす環境変化と、学びや関係人口化や国際交流、あるいはオーバーツーリズムなどといった環境に影響をおよぼす観光に関する動きについて捉える力を養い、観光環境に関する独自の問題意識をもとにした視点を構築することを目指す。
授業計画
1週目 オリエンテーション 授業の概要と相互自己紹介
2週目 観光を考える視点:視点提起と考察
3週目 観光を考える視点:議論
4週目 人間にとっての旅とは:視点提起と考察
5週目 人間にとっての旅とは:議論
6週目 観光革命論:視点提起と考察
7週目 観光革命論:議論
8週目 自律的観光開発:視点提起と考察
9週目 自律的観光開発:議論
10週目 ライフスタイルイノベーション:視点提起と考察
11週目 ライフスタイルイノベーション:議論
12週目 世界遺産、日本遺産、北海道遺産:視点提起と考察
13週目 世界遺産、日本遺産、北海道遺産:議論
14週目 観光環境論を捉える:視点提起と考察
15週目 観光環境論を捉える:議論とレポート課題
16週目 全体の補足説明、レポートのフィードバックを行います。但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施できなかった場合は、補講授業を行います。
テキスト
授業開始時に指示する。研究テーマに即した参考資料をテキストとして適宜用いる。
参考書・参考資料等
研究テーマに即した参考資料をテキストとして適宜用いる。 参考書・参考資料等研究テーマに即した参考資
料を適宜紹介する。
成績評価の方法・基準
授業への参加度(30%)、レジュメを用いた議論(30%)、最終レポート(40%)により総合的に評価します。