シラバス詳細

シラバス(詳細)

印刷する
2025年度
科目名 公民科教育法Ⅰ 科目コード 1305 単位数 2
担当者名 山口 晴敬 開講セメスター 第5セメスター 開講年次 3年次
授業の方法 講義 到達目標 G 実務経験 無 
ナンバリング MEd505 ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
公民教育の意義と役割について、その歴史と現状を踏まえ、広い視野から考察する。また、高等学校「公民科」教育の目標と内容について、学習指導要領の要点を含め、具体的に理解するとともに、「政治・経済」「倫理」「公共」の指導と評価の在り方について、実践的に検討する。
到達目標
公民教育の意義と役割について認識するとともに、学習指導要領に掲げられる公民科及び公民科各科目の目標や内容構成等について理解を深める。また、それらをもとに、公民科の各科目における具体的な指導内容・指導方法・評価方法などについて考察し、望ましい指導の在り方を探究する意欲と態度を身に付けることができる。
授業内容
1週目 公民教育の意義と役割1(ガイダンス・現代社会の特質と公民的な資質の育成)(学内Wi-Fi使用予定)
2週目 公民教育の意義と役割2(公民教育の歴史的変遷と今日的な課題)(学内Wi-Fi使用予定)
3週目 公民教育の意義と役割3(公民教育のカリキュラム開発の現状と課題)(学内Wi-Fi使用予定)
4週目 学習指導要領(平成21年及び平成30年告示)における「公民科」の目標と主な内容構成
5週目 学習指導要領の改訂の基本方針と「公民科」の改善の要点
6週目 学習指導要領の改訂の基本方針と「公民科」各科目の改善の要点
7週目 「政治・経済」の内容と指導の在り方「年間指導計画の作成」
8週目 「政治・経済」の指導と評価の在り方「指導案の作成、発表、研究協議」
9週目 「倫理」の内容と指導の在り方「年間指導計画の作成」
10週目 「倫理」の指導と評価の在り方「指導案の作成、発表、研究協議」
11週目 「公共」の内容と指導の在り方「年間指導計画の作成」
12週目 「公共」の指導と評価の在り方「指導案の作成、発表、研究協議」および「年間指導計画作成上の留意点の考察」
13週目 「公民科」各科目の指導上の留意点1ICTの活用方策「演習・模擬授業・研究協議」(学内Wi-Fi使用予定)
14週目 「公民科」各科目の指導上の留意点2市民性・社会性の育成「演習・模擬授業・研究協議」(学内Wi-Fi使用予定)
15週目 「公民科」における指導上の課題と課題解決の方策 公民教育が担う「社会に開かれた教育課程」の構想(研究協議)
16週目 講義の振り返り(ポートフォリオ・履修カルテの作成など)ただし、やむを得ず15週目までの授業が行えなかった場合、補講を行います
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
予習は、テキストの事前学習を行うとともに、指示によりレポート等の作業を行う(各1時間程度)。復習は、配付プリント(毎時間の授業のまとめ)の他、指示によりレポートの作成、調査・発表などを行う(各1時間程度)。また、履修カルテやポートフォリオを活用すること。なお、予習課題の一部はmanabaに掲載するので参照すること。
成績評価の方法・基準
成績評価は、試験結果、学習の意欲や態度の他、毎時間配付する課題プリントへの取り組み、年間指導計画・指導案の作成、レポート・調査・発表等をもとに総合的に行う。
履修上の留意点
本授業は、教師として不可欠な教科指導の基礎的・基本的な資質・能力を培うことを目的として実施していることから、積極的に学習に取り組むことを期待する。
課題に対するフィードバックの方法
毎時間の授業のまとめ、年間指導計画・指導案・レポート・調査・発表などの学習活動について課題を整理し、コメントしてフィードバックする。
テキスト
文部科学省『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 公民編』(東京書籍) 1,000円(本テキストは公民科教育法Ⅱと同じです)
高等学校公民科公共(教育図書)(本テキストは公民科教育法Ⅱと同じです)
高等学校公民科公共ワークノート(教育図書)(本テキストは公民科教育法Ⅱと同じです)
フォーラム公共2025(とうほう)950円(本テキストは公民科教育法Ⅱと同じです)
堂徳将人編著『高等学校ICT活用で実現する 個別最適な学び・協働的な学び』(学事出版)2,200円(本テキストは公民科教育法Ⅱと同じです)
公民教育学会『新版テキストブック公民教育』(第一学習社)1,600円(本テキストは公民科教育法Ⅱと同じです)
その他、必要により指示します。
参考書
堂徳将人『公民教育の新展開』(学事出版)2,000円
その他、必要により指示します。
PAGE TOP