シラバス詳細

シラバス(詳細)

印刷する
2025年度
科目名 特殊講義Ⅱ(シンガポール地域研究) 科目コード 1614 単位数 2
担当者名 坂口 可奈 開講セメスター 第4セメスター 開講年次 2年次
授業の方法 講義 到達目標 C,F 実務経験 無 
ナンバリング DSp403 ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
シンガポールは、独立時には国としての生存を危ぶまれながらも、世界有数の一人当たりGDPを誇る国へと成長した。学生諸君の中ではよく知られた国ではないかもしれないが、日本や世界が学ぶべき点を多く持つ国家である。
そこで、本講義ではシンガポールの諸政策を分析することで、経済発展の背景と「経済発展に成功した国」の課題と生き残り戦略を学ぶ。また、個々の政策だけでなく「観光地の背景」を学ぶことで、「シンガポールを学ぶ、シンガポールから学ぶ、シンガポールを通して学ぶ」という姿勢を身につける。
到達目標
・シンガポールについての基礎知識を身に付けること
・シンガポールについての学習を通して、物事を多角的に、そして幅広い視野で考察できるようになること
・シンガポールの学習を通して、日本が抱える諸問題への解決案を提示できるようになること
授業内容
1週目 イントロダクション
2週目 観光地から見るシンガポールⅠ(チャイナタウンなど)
3週目 料理から見るシンガポール
4週目 シンガプーラからシンガポールへ
5週目 昭南島時代※学内アクセスポイント使用予定
6週目 国家建設とは何か
7週目 リー・クアンユーの国作りⅠ(多民族国家の国家建設)
8週目 リー・クアンユーの国作りⅡ(経済政策)
9週目 観光地から見るシンガポールⅡ(マリーナ・バラッジなど)
10週目 社会保障政策
11週目 移民政策
12週目 観光地から見るシンガポールⅢ(セントーサ島など)
13週目 対外政策
14週目 シンガポールの安全保障
15週目 北海道とシンガポール
16週目 今後の学習に向けて(ただしやむを得ず15週目までの授業内容を実施できなかった場合は補講を行う)
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
予習:1、毎日、新聞の国際欄を読んで自分なりの見解をメモしておくこと
2、事前に指定する課題に取り組むこと(1と2を合わせて2時間程度)
復習:各自授業内容をノートにまとめること(1時間程度)
成績評価の方法・基準
期末レポート70%
リアクションペーパー30%
履修上の留意点
1、許可のないかぎり、授業中にスマートフォン等は使用しないこと
2、出席登録後は授業終了まで退出は認めない
3、適宜グループ・ディスカッションやグループ・ワークを行う。受講生諸君の積極的な発言を期待する。
4、国際社会と安全保障AB、地域研究(東南アジア)を履修済であることが望ましい
課題に対するフィードバックの方法
毎週の授業冒頭に、前週に課した課題に対してのフィードバックを口頭で行う
レポートに対してのフィードバックは最終授業の際に行う
テキスト
特になし。レジュメを配布する。
参考書
坂口可奈『シンガポールの奇跡‐発展の秘訣と新たな課題』(早稲田大学出版)3500円
PAGE TOP