シラバス詳細
シラバス(詳細)
2025年度 |
科目名 | 観光研究ゼミナールⅣ | 科目コード | 1236 | 単位数 | 2 |
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担当者名 | 伊藤 寛幸 | 開講セメスター | 第7セメスター | 開講年次 | 4年次 |
授業の方法 | 演習 | 到達目標 | F,H | 実務経験 | 無 |
ナンバリング | LSe704 | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 当ゼミでは、「コンテンツツーリズム」を探究の客体としてとらえ、学際的アプローチによって作品における「舞台」の観光資源化について学ぶ。映画、テレビ、小説などの“舞台”が観光の対象として注目されている今日、文化、芸術を通じて「観光」に関する総合的思考力を錬成する。具体的には、課題図書の輪読を通して「コンテンツツーリズム」を理解する。さらに、自身の興味から研究対象を探る方策を修得する。加えて、他者を説得するプレゼンテーション技能も会得する。修得した知識および技能によって、自ら課題を発見し解決する能力を身につけることをねらいとする。
- 到達目標
- 報告と討議によって以下の点を目標とする。
1.自己の興味を学際的に発展させることができる。
2.自己の意思を他者へ伝達することができる。
3.クリティカルリーディング力によって、主体的かつ批判的に読書活動することができる。
4.円滑なコミュニケーションを図ることができる。 - 授業内容
- 1週目 ゼミの進め方の説明、報告順の決定
2週目 映画の舞台を訪ねる旅を想定した報告と討議(国内)
3週目 映画の舞台を訪ねる旅を想定した報告と討議(海外)
4週目 テレビドラマの舞台を訪ねる旅を想定した報告と討議(国内)
5週目 テレビドラマの舞台を訪ねる旅を想定した報告と討議(海外)
6週目 小説の舞台を訪ねる旅を想定した報告と討議(国内)
7週目 小説の舞台を訪ねる旅を想定した報告と討議(海外)
8週目 アニメの舞台を訪ねる旅を想定した報告と討議(国内)
9週目 アニメの舞台を訪ねる旅を想定した報告と討議(海外)
10週目 ゲームの舞台を訪ねる旅を想定した報告と討議(国内)
11週目 ゲームの舞台を訪ねる旅を想定した報告と討議(海外)
12週目 ご当地ソングの舞台を訪ねる旅を想定した報告と討議(国内)
13週目 ご当地ソングの舞台を訪ねる旅を想定した報告と討議(海外)
14週目 ご当地アイドルを訪ねる旅を想定した報告と討議(国内)
15週目 ご当地アイドルを訪ねる旅を想定した報告と討議(海外)
16週目 ゼミ全般に対する講評。ただし、やむを得ず15週目までの講義が実行できなかった場合に補講授業を実施。 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- 予習:各週の講義において、講義内容から想定される観光関連情報について、テレビ、新聞、インターネットなどのメディア等からデータを収集するなどの事前準備を行う(90分程度)。
復習:各週の講義において、課題解決に向けて話題となった観光に関連する情報を収集整理し、講義を振り返る(30分程度)。 - 成績評価の方法・基準
- 輪読における報告(プレゼンテーション)および参加貢献度40%、期末試験60%
- 履修上の留意点
- ・コンテンツツーリズム研究に必要な教科書の輪読も同時に課す。
・資料、データの単なる収集結果の一方的なアナウスではなく、以下を必ず報告内容としたプレゼンテーションとすること。
・1.背景(動機) 2.対象作品の概要 3.舞台の解説 4.観光との関連 5.データ 6.将来の展開予測 7.感想 など。
・成績評価は、全講義の2/3以上出席した学生を対象とする。
・連絡はLMSを介して行うことがあるので、常時LMSを確認のこと。
・欠席した場合あるいは欠席する場合は「欠席届」を提出すること。欠席届を提出しない欠席は無断欠席としてペナルティを課す。 - 課題に対するフィードバックの方法
- 提出された課題(期末試験)については、コメントを付して結果(点数)を本人に通知するなどフィードバックを行う。
- テキスト
- 初回開講時に、コンテンツツーリズム研究に必要な輪読用の教科書を指定する。
- 参考書
- 参考までに、過年度使用していたテキストを以下に紹介する。
Takayoshi Yamamura, Philip Seaton. Contents Tourism and Pop Culture Fandom Transnational Tourist Experiences. Channel View Books, 2020. 20,138円