シラバス詳細
シラバス(詳細)
2025年度 |
科目名 | 観光研究ゼミナールⅡ | 科目コード | 1234 | 単位数 | 2 |
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担当者名 | 池ノ上 真一 | 開講セメスター | 第5セメスター | 開講年次 | 3年次 |
授業の方法 | 演習 | 到達目標 | F,H | 実務経験 | 無 |
ナンバリング | LSe502 | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 住んでよし、訪れてよしの北海道とするために、いかに観光を活用したまちづくりを行えばよいか。国内外の魅力的な地域を学び、北海道を知ることが大切です。また、知るための手段としては、文献調査をすることはもちろんのこと、実際に現場で関係者の声を聞いたり活動することで、問題を発見し気付くことも大切です。そこでこの授業では、観光研究ゼミナールⅠでの取り組みの成果と課題を踏まえて、テーマ別グループによる頭と身体を使った活動(PBL等のアクティブラーニング中心)により、世界の中の北海道の現状を知り課題を見つけ出す力を養うことを目指します。
- 到達目標
- (1)北海道内の具体の地域の現状把握、および課題をロジカルに抽出することが出来ます。
(2)地域社会とのコミュニケーションと自己表現する力を高めることができるようになります。プロジェクトマネジメントに関する計画策定・実行・振り返り・見直し・コミュニケーション等の力を高めることが出来ます。
(3)世界における北海道遺産の現状と課題を構造的に理解できます。 - 授業内容
- 1週目 オリエンテーション-授業の趣旨、実施方法、テーマ別グループ分け-
2週目 テーマ別グループによる活動:調査と計画策定
3週目 計画エスキス
4週目 テーマ別グループによる活動:計画実施
5週目 テーマ別グループによる活動:計画実施
6週目 テーマ別グループによる活動:計画実施
7週目 活動ふりかえりと報告
8週目 テーマ別グループによる活動:計画見直しとエスキス
9週目 テーマ別グループによる活動:計画実施
10週目 テーマ別グループによる活動:計画実施
11週目 テーマ別グループによる活動:計画実施
12週目 テーマ別グループによる活動:計画実施
13週目 活動ふりかえりと報告レポートの作成
14週目 最終発表会とディスカッション
15週目 最終発表会とディスカッションの成果を踏まえ、各自が自身の優れたところと改善点を整理しレポートの内容に反映させます。
16週目 授業で作成したレポートに関わる全体的な講評、ポイントの整理を行います。但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施できなかった場合は、補講授業を行います。 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- ・(予習)講義前に、適宜資料(授業内容の概要)をLMSに公開します。予め、内容を熟読してから受講してください。また、授業趣旨を踏まえた任意活動を推奨します。(90分以上)
・(復習)授業後に、配布した教材を使用して学習内容を整理してください。また、テーマ別グループ活動の延長となる任意活動を推奨します。(90分以上) - 成績評価の方法・基準
- ・成績はレポートおよび発表内容から習熟度を把握し評価します。なお、テーマ別グループ活動への参加状況について積極性や創造性を評価します。さらに、任意活動については、加点評価の対象とします。
- 履修上の留意点
- ・当該授業は、テーマ別グループ活動を中心に行います。したがって、遅刻することなく出席することが必須条件です。また、無断欠席等で注意を受け改善しない者は、不合格となることがあります。
・また当該授業は、自主的で創造的な学びが大変重要となります。活動のアイデアはもちろんのこと、各種技法や基礎知識については、各自が日常的、積極的な学びを期待します。また教員はアドバイザーという立ち位置で関わります。十分に活用できるように円滑なコミュニケーションに努めて下さい。
・皆さんの現場力や実践力を高めるためにフィールドワークとして実際に地域に出かけます。それに係る交通費等の費用は原則、自己負担となります。
・学内無線 LAN(Wi-Fi)を活用し、授業時間はもちろんのこと、それ以外の - 課題に対するフィードバックの方法
- ・エスキスと発表を中心にして、教員から学生へのフィードバックを行います。また、最終レポートの評価については、学生を含めたディスカッションをとおした相互評価とし、視野を広げ、多様な価値を理解する機会とします。
- テキスト
- ・必要に応じてオリジナルの教材(プリント)を配布します。また、LMSにオリジナルの資料を適宜公開します。
- 参考書
- ・臼井冬彦・株式会社富士通総研『「観光」を切り口としたまちおこし 地域ビジネスの進め方』(日刊建設工業新聞社)2,400円+税