シラバス詳細

シラバス(詳細)

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2025年度
科目名 観光研究ゼミナールⅠ 科目コード 1233 単位数 2
担当者名 山田 勅之 開講セメスター 第4セメスター 開講年次 2年次
授業の方法 演習 到達目標 F,H 実務経験 無 
ナンバリング LSe401 ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
 本ゼミナールでは、まず観光社会学の概説書の輪読を通じて、観光学がテーマとする対象と分析理論の基礎を学びます。次いで、論文の要約に挑戦して、研究論文の構造を理解します。このように得た知識を基礎にして、自らが関心を持つ観光現象について研究計画書を作成します。そして作成した研究計画書に沿って、資料収集を行い、分析検討して、結論を導き出します。これら一連の作業を全て自らが能動的に行ない、その成果をプレゼンテーション及び研究レポートという形で発表します。
 このように観光学の理論と実証を通じて、豊かな知識、柔軟な発想を身につけます。
到達目標
・著者の伝えたいことを正確に把握して、他人へ伝える力。
・課題を自ら発見して探求する力。
・自分の考えを根拠をもって論理的に説明できる力。
観光の現場で実践できる能力の獲得ができます。
授業内容
1週目 ガイダンス:ゼミの進め方、方針。
 観光学とは何か?
2週目 輪読① 「観光社会学」が目指すもの
3週目 輪読② 「観光の近代」
4週目 輪読③ 「オルタナティブ・ツーリズム」
5週目 輪読④ 観光研究の領域①「エスニック・ツーリズム」
6週目 輪読⑤ 観光研究の領域②「宗教ツーリズム」
7週目 輪読⑥ 観光研究の領域③「ホスピタリティ」
8週目 輪読⑦ 事例研究
9週目 論文要約
10週目 研究計画書作成
11週目 研究発表準備
12週目 研究発表① パワーポイントを用いてプレゼンテーション。その後全員で議論する。
13週目 研究発表② パワーポイントを用いてプレゼンテーション。その後全員で議論する。
14週目 研究発表③ パワーポイントを用いてプレゼンテーション。その後全員で議論する。
15週目 研究レポート作成
16週目 研究レポート添削と修正。講評と振り返り。但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施できなかった場合は補講授業を行う。
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
・予習
輪読では事前に必ず該当箇所を熟読しておくこと。研究発表ではパワーポイントにて内容をまとめてください(90分程度)。
・復習
ゼミ生の発表を振り返り、自分自身の考えをノートにまとめる(30分程度)。
成績評価の方法・基準
輪読への参加度、論文要約、研究計画書、研究発表、研究レポート、プレゼンテーション、議論への参加度などを評価の対象となります。
履修上の留意点
・遅刻や私語、飲食などの迷惑行為を慎むこと。出欠は授業の参加度の観点から管理します。改善されない場合は不合格となることがあります。発表については全員で評価します。
・LMS上で資料を配布します。講義ではこれらを事前にプリンアウトして持参するか、スマホやタブレット、ノートパソコンなどを持参して使います。(学内アクセスポイントを使用予定)。
課題に対するフィードバックの方法
研究発表については、口頭にてコメント・評価します。
研究計画書と研究レポートについては、評価・添削して返却します。
テキスト
特になし。
参考書
安村克己・堀野正人・遠藤英樹・寺岡伸悟編『よくわかる観光社会学』(ミネルヴァ書房)2860円
大橋昭一・橋本和也・遠藤英樹・神田孝治編『観光学ガイドブック』(ナカニシヤ出版)3080円
遠藤英樹・橋本和也・神田孝治編著『現代観光学―ツーリズムから「いま」がみえる』(新曜社)2310円
竹内正人編『入門観光学』(ミネルヴァ書房)3080円
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