シラバス詳細

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2025年度
科目名 観光研究ゼミナールⅠ 科目コード 1233 単位数 2
担当者名 佐藤 博樹 開講セメスター 第4セメスター 開講年次 2年次
授業の方法 演習 到達目標 F,H 実務経験 無 
ナンバリング LSe401 ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
本ゼミでは、テキストに基づき各自がPowerPoint 2019でプレゼン資料を作成し、発表とディスカッションを通して観光マーケティングの基礎理論を修得します。併せて、DX(Digital Transformation)が急進展する社会で活躍するビジネスパーソンに必ず求められる情報活用力、BI(Business Intelligence)の基盤を「Excelを活用したビジネスデータ分析力」と見なし、実戦的な仮想データの処理を通してそれら能力の獲得を目指します。以上から、観光マーケティングの基礎知識、ビジネスの現場で活用できるビジネスデータ分析の実戦的手法とプレゼン力を同時に効率よく養成します。
到達目標
①観光マーケティングの基礎理論をマスターする。
②PowerPoint 2019を使用したプレゼン力(資料作成力&発表力)を身につけ、効果的なプレゼンテーションができるようになる。
③ビジネスデータ分析手法ごとの分析目的、データ処理手順、結果読み方等をExcel 2019の操作テクニックと併せて修得することで、ビジネスデータに含まれる情報を目的に応じて取り出し、経営の意思決定に活かせるようになる。
④①~③の学修過程で、学内無線LAN(WiFi)のアクセスポイントを経由してオンライン上の最新の観光ビジネスデータや情報サービスに数多くアクセスし、効率的にICT(情報通信技術)を利活用できるようになる。
授業内容
1週目 ガイダンス、ビジネスデータ分析の定義と活用のポイント、データ分析の流れと進め方、データ分析の3原則等
2週目 ファンチャートで有望な商品やサービスを見つける!(ファンチャートを活用する)
3週目 売上の成長度合やその要因を分析する!(売上成長率、寄与度、寄与率を理解し活用する)
4週目 Zチャートで売上データの傾向を検討する!(Zチャート分析を理解し活用する)
5週目 季節で変化する需要を見越して来期の販売目標を立てる!(季節指数を理解し活用する)
6週目 売上がアップ・ダウンするときの要因を理解しておく!(買上率を理解し活用する)
商品の粗利益を意識することで売上を伸ばす!(粗利益率を理解し活用する)
7週目 重点商品を決めて売上向上の戦略を探る!(交差比率を理解し、商品のポジショニングマップを作成して活用する)
8週目 売上と利益に貢献している商品を見つけ出す!(貢献比率を理解し、商品のポジショニングマップを作成して活用する)
9週目 「黒字か、赤字か」を判断するときの売上高を見つける!(損益分岐点(CVP)分析の理解とゴール・シーク機能の活用(1)メーカーのケース)
10週目 「黒字か、赤字か」を判断するときの売上高を見つける!(損益分岐点(CVP)分析)の理解と利益図表の活用(2)卸売業・小売業のケース)
11週目 自社の売れ筋商品を見て効果的な販売戦略を立てる!(パレート分析の理解と活用)
12週目 テキストに基づくプレゼンテーション1(第1回~第3回)+ディスカッション
13週目 テキストに基づくプレゼンテーション2(第4回~第6回)+ディスカッション
14週目 テキストに基づくプレゼンテーション3(第7回~第9回)+ディスカッション
15週目 テキストに基づくプレゼンテーション4(第10回~第13回)+ディスカッション
16週目 実施したプレゼンテーションに関する総合的な講評等を行う。ただし、やむを得ず15週目までの授業内容を実施できなかった場合は、補講授業を行う。
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
・予習と復習は、基本的にテキストと学内無線LAN(Wi-Fi)を通して配付される講義資料を熟読し、併せてmanabaで配信されるオンデマンド動画教材を視聴して理解を深めること。
・予習:毎回の授業で指示された箇所を予め熟読し、manabaで配信されるオンデマンド動画教材を視聴しておくこと。(90分程度)
・復習:manabaで配信されるオンデマンド動画教材を再度視聴し直すこと。
・予習・復習等においては、講義資料や学内無線LAN(Wi-Fi)を用いてオンライン上から入手した最新の観光ビジネスデータや情報サービスを活用して課題に取り組む。
成績評価の方法・基準
・成績は、学習姿勢、データ処理の実技能力、プレゼンテーションやディスカッションへの参加結果等で総合的に評価します。
・成績評価に際しては、授業態度も判定要因とすることがあります。
履修上の留意点
・講義は原則として対面で実施し、オンデマンド動画教材も同時に配信します。
・授業中も随時指導しますが、基本的に毎回パソコンを使用するのでコンピュータ・リテラシーⅠの内容をしっかり理解しておくこと(特にExcel 2019の表計算、グラフ機能、データベース機能を使用)。
・講義の受講時におけるマナー・注意事項について注意を受け、改善の兆しがない者は不合格となることがあります。
課題に対するフィードバックの方法
・個々のプレゼンテーションに関する講評は、原則として毎回ディスカッション後に行います。
テキスト
・森下昌美『新版 観光マーケティング入門』(同友館)2,420円
・自作の資料も随時配付します。
参考書
・高橋一夫他『1からの観光』(碩学舎)2,640円
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