シラバス詳細

シラバス(詳細)

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2025年度
科目名 PAL(専門職韓国語)Ⅳ 科目コード 1263 単位数 2
担当者名 李 鳳 開講セメスター 第8セメスター 開講年次 4年次
授業の方法 講義 到達目標 A,G 実務経験 無 
ナンバリング MKr810 ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
韓国語を用いた職務遂行に支障がないように高度な韓国語コミュニケーション能力の涵養をめざす。PAL(専門職韓国語)Ⅲで学んだ内容を深化させ、特に通訳、翻訳、プレゼンテーション能力を高める。また、韓国語母語話者並みの発音やイントネーション、スピーチ・スタイルを洗練すると同時に韓国語能力試験高級(5.6級)の合格を目指す。
到達目標
①通訳トレーニングを通して、韓国語から日本語、日本語から韓国語への遂次通訳ができるようになる。
②認識・思考・表現の違いを学び、直訳や単なる単語の置き換えにとどまらない翻訳の能力を養成する。
③韓国語プレゼンテーションに必要なスキルを鍛える。

授業内容
1週目 ガイダンスとPALⅢとのブリッジ
2週目 通訳演習(1):韓国の文化(韓国語から日本語へ遂次通訳)
3週目 通訳演習(2):韓国の文化(韓国語から日本語へ遂次通訳)
4週目 通訳演習(3):日本の文化(日本語から韓国語へ遂次通訳)
5週目 通訳演習(4):日本の文化(日本語から韓国語へ遂次通訳)
6週目 翻訳演習(1):韓国の文化(原文の内容を正しく理解し、誤訳のない、日本語として自然な翻訳文を作成するスキルを練習)
7週目 翻訳演習(2):韓国の文化(背景知識のリサーチ力、語彙、内容に合った文体などの表現力を強化)
8週目 まとめと中間テスト
9週目 翻訳演習(3):日本の文化(日本語特有の表現を韓国語訳するスキルだけでなく、翻訳文書の使用目的や対象読者に合わせた翻訳の実践)
10週目 翻訳演習(4):日本の文化(簡潔な韓国語で読みやすく誤訳のない翻訳文を作るスキルを習得)
11週目 プレゼンテーション演習(1):日本そして北海道
12週目 プレゼンテーション演習(2):北海道の観光スポット
13週目 プレゼンテーション演習(3):北海道の食
14週目 プレゼンテーション演習(4):北海道の温泉
15週目 期末テストと自由討論
16週目 やむを得ず、15週目までの授業内容を実施できなかった場合、補修講義を行う。
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
①予習として事前に配られた資料は全部読んで訳して授業に参加すること。(1時間半~2時間程度要する)
②復習と応用として課せられた課題は、必要に応じてネイティブの確認を行うなど事前の準備を徹底して行っておくこと。(60分程度要する)
③普段から新聞とニュースの動向等に関心を持つこと。
成績評価の方法・基準
中間試験(30%)+期末試験(30%)+課題/発表(40%)という比率で成績を算出する。
履修上の留意点
・3回遅刻は1回分の欠席として取り扱う。
・欠席する場合は事前に知らせること。
・講義時間の3分の1以上を欠席した者については評価の対象としない。
課題に対するフィードバックの方法
課題発表に対しては、教員が修正事項などをコメントする。それに基づいて学生が修正し、発表を行う。発表時にさらに教員がコメントする。最終的にレポートを作成し、提出してもらう。それについても修正箇所をフィードバックするので学生はそれを参考に修正し、最終提出する。
テキスト
こちらから用意する。
参考書
『よくわかる翻訳通訳学』、鳥飼 玖美子編(2013)、ミネルヴァ書房、2640円
『韓流で読む韓国文化』(原文韓国語)、チェチョンア(2023)、ハングルパーク、17800ウォン
『韓国語で説明する日本の文化』、植田一三編(2017)、語研、2420円
『北海道観光ハンドブック』、一般社団法人北海道商工会義所連合会、5600円


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