シラバス詳細
シラバス(詳細)
2025年度 |
科目名 | 通商実務論Ⅱ | 科目コード | 1254 | 単位数 | 2 |
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担当者名 | 早川 淑人 | 開講セメスター | 第5セメスター | 開講年次 | 3年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | C,G | 実務経験 | 無 |
ナンバリング | MAq507 | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 現代社会で貿易を理解するには購買手順だけではなく、人種・宗教・価値観・歴史・慣習・気候・金融・リスクマネジメントなども学ぶ必要があります。日々変化する社会背景や政治を理解することも、貿易を学ぶには不可欠です。テキストだけではなく新聞記事を多用し、C級試験合格を目指します。
- 到達目標
- C級試験対策だけではなく、社会で求められる能力である想像力(創造力)、調整力、分析力、話力など、他者・組織との合意形成能力を身に付けるとともに、思考力を養うことを目標とします。
- 授業内容
- 1週目 ガイダンス(講義の進め方)・日本の貿易構造と国際社会
2週目 マーケティング戦略と契約上の基礎知識
3週目 インコタームズの基礎知識と輸送手段
4週目 貿易に必要な保険と補償内容②(小テスト)
5週目 消費者保護と企業倫理
6週目 日経新聞の読み方(日常的な貿易情報)
7週目 輸出手続きの手順と関係法令②
8週目 輸入手続きの手順と関係法令②
9週目 英文ビジネスレターの基礎知識(小テスト)
10週目 国際情勢分析演習
11週目 過去問題テスト・解説①
12週目 貿易事例研究(課題)
13週目 通商実務論Ⅱ総まとめ講義(小テスト)
14週目 外航貨物保険(英文書)作成演習
15週目 貿易実務演習②・セメスター末テスト
16週目 通商実務論最終まとめ講義① - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- 講義予定を参考に事前に1時間はテキストを読み、新聞(できれば日本経済新聞)の経済面・国際面には毎日目を通してください。また講義後は、テキストや配布資料に再度立ち戻り、各種手続の全体像をイメージしながら週3時間以上は復習及び問題演習に取り組んでください。
- 成績評価の方法・基準
- 4項目(計100点)を基準に評定する。①小テスト:10×3回=30点(評価点=実得点×10%換算・小数点以下切上)、②末テスト:30点(評価点=実得点×30%換算・小数点以下切上)、③ミニテスト:30点(評価点=(実得点総合計)÷実施回数×30%・小数点以下切上)、④課題:10点×1回=10点
なお、試験の半数はテキスト以外からの論述式試験です。日常的に新聞を読んでいない学生は、政治面・国際面・消費者物価面・金融面を読み、世の中の流れがわかるようにしておくこと。試験は暗記だけではなく、国際情勢を考えて解く問題を多用します。 - 履修上の留意点
- 通商実務論Ⅰを同時に履修しなければ、検定試験の全範囲は網羅できないため、必ず同時に履修してください。また、毎回必ず【2B以上の鉛筆】(シャープペンシル可)もしくは【黒のボールペン】を持参のこと。
- 課題に対するフィードバックの方法
- 講義時に実施した各テストやレポート等の提出物は、早ければ次回の講義内にてその得点のフィードバックを行います。各提出物の返却は行いません。
- テキスト
- 「最新貿易実務ベーシックマニュアル(改訂4版)」日本貿易実務検定協会編・MHJ出版¥4,510(税込)
上記の他、追加のテキストは講義内で指定します。
※本テキストは、「通商実務論Ⅰ」と同じテキストを使用します。 - 参考書
- 「お辞儀とすり足はなぜ笑われる」内海義雄著 日本経済新聞社¥935(税込)
※本参考書は、「通商実務論Ⅰ」と同じものになります。
※英和・和英辞書は、毎回各自で持参してください。