シラバス詳細
シラバス(詳細)
2025年度 |
科目名 | 旅行業務論Ⅰ | 科目コード | 1242 | 単位数 | 2 |
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担当者名 | 加藤 由紀子 | 開講セメスター | 第5セメスター | 開講年次 | 3年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | C,G | 実務経験 | 無 |
ナンバリング | MTb511 | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 旅行業者は、各営業所ごとに「旅行業務取扱管理者」を1名以上選任し、一定の管理及び監督業務を行わせることが法律で義務付けられています。国内旅行業務取扱管理者試験は、旅行業法に基づき実施されるもので、「旅行業法及びこれに基づく命令」、「旅行業約款、運送約款及び宿泊約款」、「国内旅行実務」の3科目で毎年9月上旬に行われる国家試験です。そのうち本講座では、「国内旅行実務」の範囲をカバーします。
国内旅行業務取扱管理者試験の出題範囲は、旅行業のみならず、交通機関や宿泊機関、地域のDMOなど観光関連の団体でも必要な知識ともいえます。
- 到達目標
- 各種の交通機関・宿泊機関の約款や運賃や料金を学ぶことにより、日本の国内旅客運送に関する幅広い知識の習得と理解を深めると共に、試験での対応力を身につけられることを目標とします。
- 授業内容
- 1週目 オリエンテーションと学習の仕方、JR営業規則Ⅰ 総則
2週目 JR営業規則Ⅱ 旅客営業とJR運賃計算の原則と計算実務解説Ⅰ
3週目 JR運賃計算の原則と計算実務解説Ⅱ
4週目 JR運賃計算の特例と計算実務解説Ⅲ
5週目 JR料金計算の原則と計算実務解説Ⅰ
6週目 JR料金計算の特例と計算実務解説Ⅱ
7週目 JR団体の取り扱いと計算実務解説
8週目 JR運賃計算の変更や取り消し原則と計算実務解説
9週目 JR運賃のまとめ
10週目 国内航空約款と航空運賃の基礎知識と計算の原則及び取り扱い実務解説
11週目 貸し切りバス約款と運賃料金の基礎知識と計算の原則及び取り扱い実務解説
12週目 フェリー・宿泊の各約款の基礎知識と運賃や料金の計算の原則及び取り扱い実務解説
13週目 航空・貸し切りバス・フェリー・宿泊のまとめ
14週目 これまでのまとめ
15週目 重要ポイントの振り返りとセメスター末試験
16週目 やむを得ず、15週目までの授業内容を実施できなかった場合は、補講授業を行います。 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- (予習)毎回の授業で取り上げられる単元について、事前にLMSから情報を得てレジュメなどを読みこなしてください。(60 分程度)
(復習)①講義終了時に、講義内容を振り返り、振り返りシートで到達目標について、確認をしてください。振り返りシートは、講義後すぐに提出してください。
②レジュメなどを参考にして、理解度チェックで復習をしてください。理解度チェックは、指定された日までに提出してください。(60 分程度) - 成績評価の方法・基準
- 振り返りシート(20%)理解度チェック(30%)セメスター末試験(50%)
- 履修上の留意点
- 授業に関するお知らせなどmanabaから行うので、常に確認すること。
試験の全範囲を網羅的に学習するためには、旅行業務論Ⅱ及び観光関連法規も同時に全て履修することが望ましい。 - 課題に対するフィードバックの方法
- 提出されたテスト及び、セメスター末の試験は解説を行い、復習に向けたフィードバックを行います。
- テキスト
- 特になし
- 参考書
- 旅行業務取扱管理者試験 標準テキスト 3 国内旅行実務 2025年 大原出版
また、必要に応じ適宜紹介します。