シラバス詳細
シラバス(詳細)
2025年度 |
科目名 | 情報管理論Ⅰ | 科目コード | 1239 | 単位数 | 2 |
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担当者名 | 菊池 文子 | 開講セメスター | 第5セメスター | 開講年次 | 3年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | G,H | 実務経験 | 無 |
ナンバリング | MCo503 | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 実際のビジネスシーンを想定した、表計算ソフト「Excel」の実務的な活用法を学習。
授業は企業からの評価も高い、世界共通のビジネス実務資格「マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト(以下、MOS)」資格に準拠し、試験でよく問われる知識の整理や解答のポイントを講義。
MOS Excel2019の資格取得を目指す。また、素早い操作方法や便利な機能を修得することで、Excelを使いこなす力・応用力を付けることをねらいとする。 - 到達目標
- 表計算ソフトの持つ様々な機能を、実際のビジネスシーンでの使い方に即した形式で学習する。
また、MOS資格に準拠させることで、履修者が同資格に合格できるスキルを修得する。
希望者は検定試験を別途受験し、資格取得を目指す。
複数のシートを含むブックの作成・編集、データの抽出や並べ替え、数式の作成、関数の使用、グラフを利用したデータの視覚的表現、印刷設定などについて、さまざまな目的や状況に応じて数値データを扱うことが出来るようになる。
会社等では売上計算、見積書や請求書作成、グラフを使った傾向分析、名簿やリストの作成・管理などの事務作業に幅広く活用できる。 - 授業内容
- 1週目 テキストデータ、模擬試験データの準備 MOS試験概要説明、Excelの基本操作確認
2週目 出題範囲1 ワークシートやブックの管理(1)(検索、ハイパーリンク、ページ設定、ヘッダー・フッター)
3週目 出題範囲1 ワークシートやブックの管理(2)(行の高さや列の幅、ウィンドウ枠の固定、印刷設定)
4週目 出題範囲1 ワークシートやブックの管理(3)(CSVファイルのインポート)、出題範囲2 セルやセル範囲のデータの管理(1)(オートフィル)
5週目 出題範囲2 セルやセル範囲のデータの管理(2)(セルの配置、セル結合、インデント)+ 小テストまたは課題1回目
6週目 出題範囲2 セルやセル範囲のデータの管理(3)(書式のコピー、スパークライン、条件付き書式)
7週目 出題範囲3 テーブルとテーブルのデータの管理(1)(テーブル、テーブルスタイル)
8週目 出題範囲3 テーブルとテーブルのデータの管理(2)(並べ替え、フィルター) + 小テストまたは課題2回目
9週目 出題範囲4 数式や関数を使用した演算の実行(1)(相対参照、絶対参照、数式の中で名前付き範囲を使う)
10週目 出題範囲4 数式や関数を使用した演算の実行(2)(SUM、AVERAGE、MIN、MAX、COUNT、COUNTA、COUNTBLANK、RIGHT、LEFT)
11週目 出題範囲4 数式や関数を使用した演算の実行(3)(IF、UPPER、LOWER、CONCAT)+ 小テストまたは課題3回目
12週目 出題範囲5 グラフの管理(1)(円グラフ、棒グラフの作成、グラフの編集)
13週目 出題範囲5 グラフの管理(2)(グラフの要素・書式設定)
14週目 模擬試験 総まとめ + 小テストまたは課題4回目
15週目 総復習(模擬試験、全問総確認) + 小テストまたは課題5回目(対面のテストを実施予定)
16週目 やむを得ず、15週までの授業内容を実施できなかった場合は、補講授業を行います。 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- (予習)毎回の講義範囲の確認を行う(30分程度)
(復習)講義内容を振り返り、講師から指示のあった模擬試験問題や課題に取り組む(90分程度) - 成績評価の方法・基準
- 小テストまたは課題を15週の講義内で計5回(配点20点×5回=100点)実施し、評定の素点として成績を評価。
※進行により小テストや課題提示の実施日は変更する場合がある
※成績の評価は、15週の講義のうち10週以上授業に出席した学生を対象とする - 履修上の留意点
- ・この授業は、通算GPAによる履修条件が設定されているため、履修条件を確認すること。
・原則MOS Excel2019試験を受験すること。資格の合否は成績とは無関係。
・MOS検定試験は2025年8月上旬をめどに学外試験会場で受験する。
試験会場の検索や申込、受験料の支払は各自で行う。
・課題提出や資料配布でmanabaを使用するため、各自チェックして講義に臨むこと。
・講師からの連絡は大学支給のメールアドレスへ送信することもある。
・テキストに付属する模擬試験はWindows版でのみ動作しMac版では動作しない。
- 課題に対するフィードバックの方法
- 小テストや課題を実施し、不正解箇所にコメントを付けてフィードバックを行う(LMSに得点と不正解問題についてのコメントを登録する)。
- テキスト
- 『よくわかるマスター Microsoft Office Specialist Excel 365&2019 対策テキスト&問題集』(FOM出版)2,310円(税込)
型番:FPT1912 (ISBNコード:978-4-86510-429-5)
※Expertレベルではありません。型番と金額に注意してください。 - 参考書
- 『よくわかる Microsoft Excel 2019基礎』(FOM出版)2,200円(税込)
『よくわかる Microsoft Excel 2019応用』(FOM出版)2,200円(税込)