シラバス詳細
シラバス(詳細)
2025年度 |
科目名 | 観光振興論Ⅱ | 科目コード | 1472 | 単位数 | 3 |
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担当者名 | 山田 勅之 | 開講セメスター | 第5セメスター | 開講年次 | 3年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | D,F | 実務経験 | 無 |
ナンバリング | JTp504 | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 近年、観光振興を通じて、まちづくりや地域振興を図る動きが活発です。本講義では、様々な地域資源の活用、及び創出の過程を検討します。そこから関連する各方面にどのような影響を及ぼし、またどのような課題があるのかを考察していきます。以上から、国際社会と地域社会に貢献できる人材を目指します。
- 到達目標
- 「観光資源」の利用が経済効果を生むだけではなく、様々な方面に影響が波及することを理解することによって、より良い観光振興、地域振興の方策を考察します。そこから、グローバルな視角を持ちながら、ローカルに密着した振興策を提案できる力を身につけることできます。
- 授業内容
- 1週目 ガイダンス:地域振興
2週目 歴史的町並みの再生と観光① 滋賀県長浜市
3週目 歴史的町並みの再生と観光② 京都市
4週目 都市の再生① 神戸・北野異人館
5週目 都市の再生② 神戸・南京町
6週目 文化芸術産業と観光① パブリック・ミュージアム:金沢21世紀美術館
7週目 文化芸術産業と観光② 現代アート:瀬戸内海離島
8週目 文化芸術産業と観光③ コンテンツツーリズム:アニメ
9週目 コミッションの役割:フィルムツーリズム・スポーツツーリズム
10週目 震災復興と観光
11週目 観光を通じた先住民族「振興」 アイヌ民族
12週目 大学と地域振興
13週目 観光地域づくりの舵取り役・DMO① 概要と海外の事例
14週目 観光地域づくりの舵取り役・DMO② 日本版DMO・阿寒湖
15週目 まとめ 小論文作成
16週目 振り返り・講評。但し、やむを得ず、15週目までの授業内容を実施できなかった場合は補講授業を行う。 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- 参考書や関連の文献に基づいて予習を行う(1時間程度)。
毎授業配布するレジュメの復習をする(1時間程度)。 - 成績評価の方法・基準
- 授業時に実施する小レポート 50%
小論文 50%
- 履修上の留意点
- ・毎講義、質問やアンケートへの回答、及び小レポートの提出を課します。これらのうち、小レポートを除いてmanaba上で行いますので、スマホやタブレット、ノートパソコンなどのモバイル端末を持参ください(学内アクセスポイントを使用予定)。小レポートはレポート用紙を配布するので、回答のうえ提出します。
・遅刻や私語、飲食などの迷惑行為を慎むこと。改善されない場合は不合格となることがあります。欠席・遅刻は授業参加度の観点から管理しますので、注意ください。毎回配布するレジュメはまとめの小論文作成に必要となるので、保管しておくこと。 - 課題に対するフィードバックの方法
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・小レポートは基準に基づいて3~5段階に評価して返却します。
・小レポートの提出がなされない場合、欠席扱いとするので注意してください。 - テキスト
- 特になし。毎授業レジュメを配布する。
- 参考書
- 安村克己『観光まちづくりの力学―観光と地域の社会学的研究』(学文社)2090円
橋本和也『地域文化観光論』(ナカニシヤ出版)2860円