シラバス詳細

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2025年度
科目名 観光産業論Ⅱ 科目コード 1228 単位数 3
担当者名 伊藤 寛幸 開講セメスター 第5セメスター 開講年次 3年次
授業の方法 講義 到達目標 C,E,F 実務経験 無 
ナンバリング JTb505 ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
観光産業は、従来からの産業分類のように生産物を基準とする産業概念ではなく、需要属性を基準とした横断的産業であるがゆえに、観光産業に類似する分野も多岐にわたる。したがって、領域横断的な学術分野にある観光産業論についても、その対象は多様である。本講義では、観光産業の代表的な運輸業、宿泊業などの業界を中心に、観光関連産業について広く学ぶことによって、観光産業全体の構造と概要を概括的に理解することを目的とする。
到達目標
・観光に関する基礎的な知識を修得する。
・観光産業に関する概念および定義について説明できる。
・観光産業の歴史的展開過程を解説できる。
・観光産業を取り巻く課題について意欲的に考える姿勢を身につける。
授業内容
1週目 ガイダンス
2週目 観光と観光学と観光産業論
3週目 観光産業と諸領域
4週目 観光産業の概念と定義
5週目 観光産業の過去・現在
6週目 観光産業における飲食業
7週目 観光産業における運輸業
8週目 観光産業における宿泊業
9週目 観光産業における旅行業
10週目 観光産業におけるその他観光業
11週目 地域観光産業:北海道
12週目 地域観光産業:東日本
13週目 地域観光産業:西日本
14週目 観光産業の課題抽出
15週目 観光産業の課題解決へ向けたディスカッション
16週目 期末試験およびレポートに対する講評。ただし、やむを得ず15週目までの講義が実行できなかった場合に補講授業を実施。
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
予習:各週の講義において、講義内容から想定される観光関連情報について、テレビ、新聞、インターネットなどのメディア等からデータを収集するなどの事前準備を行う(90分程度)。
復習:各週の講義において、課題解決に向けて話題となった観光に関連する情報を収集整理し、講義を振り返る(30分程度)。
成績評価の方法・基準
レポート40%、期末試験60%
履修上の留意点
・授業中に、プレゼンテーションをもとめる場合があるので、緊張感と問題意識をもって授業に臨むこと。
・授業の妨げとなる私語、迷惑行為を慎み、授業に集中すること。
・成績評価は、全講義の2/3以上出席した学生を対象とする。
・連絡はLMSを介して行うことがあるので、常時LMSを確認のこと。
・欠席した場合あるいは欠席する場合は「欠席届」を提出すること。欠席届を提出しない欠席は無断欠席としてペナルティ(成績評価時の期末試験点数より無断欠席1回あたり10ポイントを減する措置)を課す。
課題に対するフィードバックの方法
提出された課題(期末試験)については、コメントを付して結果(点数)を本人に通知するなどフィードバックを行う。
テキスト
加藤弘治編著『観光ビジネス未来白書: 統計に見る実態・分析から見える未来戦略(2025年版)』2025年4月刊行予定 ISBN未定(同友館)価格3,080円(税込み・2024年度参考値) 
参考書
⇒白坂蕃・稲垣勉・小沢健市・古賀学・山下晋司(編)『観光の事典』2019年04月15日 ISBN:978-4-254-16357-5 C3525(朝倉書店)11,000円
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