シラバス詳細

シラバス(詳細)

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2025年度
科目名 観光政策論Ⅱ 科目コード 1225 単位数 3
担当者名 深澤 史樹 開講セメスター 第5セメスター 開講年次 3年次
授業の方法 講義 到達目標 D,F 実務経験 無 
ナンバリング JTp503 ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科観光産業学科)参照
授業のねらい
本講義においては、観光政策論Ⅰを踏まえて、「観光とは何か」「観光政策・観光行政とは何か」「観光産業の特性は何か」「市場の動向・特性はどうなっているのか」などの多岐にわたる理解を観光行政から見て考察することが、この授業のねらいです。また、国際観光という視点から、豊かな知識、柔軟な発想、実践力のある技能を身につけた国際社会と地域社会に貢献するグローバルな活動を担いうる人材養成をすることもねらいとしております。
到達目標
・観光行政が政策・立案し、施策を講じる際の用語の意味を正しく理解できる。
・観光基本計画(観光振興計画)とは何かについて理解できる。
・インバウンド誘致に向けて、異文化コミュニケーションの視点から対応策を考えることができる。
授業内容
1週目 ガイダンス:授業形態や出欠確認方法、課題の提出など受講に関するルールと観光行政とは何かについて説明する。
2週目 ホスピタリティ、そして観光という言葉について説明する。
3週目 観光立国と地域の観光振興政策について説明する。
4週目 国民の観光需要の動向について説明する。
5週目 訪日外国人旅行者(インバウンド)の動向について説明する。
6週目 観光産業のプレイヤー達①:観光産業の事業特性について説明する。
7週目 観光産業のプレイヤー達②:宿泊・旅行業・交通運輸業の特性について説明する。
8週目 地域の観光魅力をを発掘して、磨くには①:観光とレクリエーションを分けること、観光資源と観光対象の区分けについて説明する。
9週目 地域の観光魅力をを発掘して、磨くには②:観光資源の磨き上げ、農林漁業や製造業と観光との結びつけについて説明する。
10週目 今や必須の観光地マーケティング①:観光地のSTPマーケティングとプロモーションについて説明する。
11週目 今や必須の観光地マーケティング②:SNS時代の観光情報の発信について説明する。
12週目 外国人旅行者の受け入れ方と誘致方策を再考する①:国籍・地域別に見た訪日旅行の特性への対応、インバウンドの振興と異文化コミュニケーションについて説明する。
13週目 外国人旅行者の受け入れ方と誘致方策を再考する②:MICEの誘致・開催促進に向けての考え方やインバウンドの振興と異文化理解について説明する。
14週目 地域の観光振興を担う組織、そして財源確保:市町村の観光協会の現状と課題、「DMO」登場の背景と現状とその課題、観光振興財源をいかに確保するかについて説明する。
15週目 観光計画のつくり方について説明する。
16週目 必要に応じてレポート試験の講評を行う。また、やむを得ず15週目までの授業内容を実施できなかった場合は、補講授業を行う。
準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
・予習と復習は基本的にテキストを熟読し、併せてLMSで配信する当日の講義内容を収録したオンデマンド動画教材を視聴して理解を深めること。
・予習:毎回授業で指示された箇所を予め熟読し、LMSで配信するオンデマンド動画教材に目を通しておくこと。(所要時間:90分程度)
・復習:LMSで配信するオンデマンド動画教材を視聴し、課された課題についてはLMSを通して提出すること。(所要時間:90分程度)
成績評価の方法・基準
成績は、成績評価のためのレポート(70%)+課題提出(30%)で評価します。
履修上の留意点
・第1週目のガイダンスは、講義の重要な説明をしますので、必ず出席して下さい。
・成績評価は、11週以上授業に出席した学生を対象とする。
課題に対するフィードバックの方法
・提出された課題は、講義内(講義を収録した動画をLMS上へアップロード)で解説します。
テキスト
・特に指定はしません。レジメは事前にLMSからダウンロードしておいて下さい。
参考書
講義の中で、適宜紹介いたします。
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