シラバス詳細
シラバス(詳細)
2025年度 |
科目名 | 観光学Ⅱ | 科目コード | 1216 | 単位数 | 3 |
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担当者名 | 千葉 里美 | 開講セメスター | 第5セメスター | 開講年次 | 3年次 |
授業の方法 | 講義 | 到達目標 | C,F | 実務経験 | 無 |
ナンバリング | JTo503 | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- 多くの分野に関連する「観光学」の構造と活動は、大別して「観光と社会の関わり」「人間生活における観光」「観光を支えるシステム」にわけられる。
本科目「観光学II」は「観光学I」と連続した科目で設計しており、観光学の基礎と多面性を理論と具体例から理解し、観光学の専門的な学びの土台をつくることを狙いとしています。
そこで、「観光学II」は、前述の「観光を支えるシステム」部分、すなわち多様なホスピタリティ産業について取り扱います。
- 到達目標
- (1)観光学の「観光を支えるシステム」に関する基礎的な概念、定義、典型的な観光現象の理論について理解できるようになる。
(2)観光の現場や学術において使われるキーワードについて理解できるようになる。
(3)現代観光の現状・課題・展望について意見を持つことができるようになる。
- 授業内容
- 1週目 ガイダンス、観光学Iの復習、観光を支えるシステムやホスピタリティ産業の理解
2週目 観光と交通、次世代の交通、地域交通
3週目 2週に関連する取り組みの講話、グループワーク
4週目 観光と宿泊
5週目 宿泊形態別に見た様々なシステムに関するグループワーク
6週目 観光と旅行業
7週目 システムオーガナイザーとしての旅行業、MICE誘致と運営
8週目 中間課題
9週目 観光に関連する諸事業①観光の準備にかかわる事業
10週目 観光に関連する諸事業②移動にかかわる事業
11週目 観光に関連する諸事業③滞在にかかわる事業
12週目 観光に関連する諸事業④観光地を支える諸事業
13週目 観光に関連する諸事業⑤ICT技術、バーチャル技術に係る事業
14週目 観光に関連する諸事業⑥防災、災害にかかわる事業
15週目 最終課題
16週目 15週目までの授業内容を実施できなかった場合は、補講授業を行います。 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- 予習:次週授業内容に関係するオリジナル資料を用意します。予習学習として事前に目を通し授業に臨んでください。(60分)
復習:授業終了後、LMSに授業内容を踏まえた課題を公開します。各自、講義内容を振り返り、指定された方法に提出してください。(60分)
- 成績評価の方法・基準
- 授業内課題(70%)
中間課題(15%)
最終課題(15%)
- 履修上の留意点
- ・授業に関するお知らせは、LMSから行います。常に確認をしてください。
・私語や遅刻等で注意を受けて改善しない者は、不合格となることがあります。
・授業内で招聘するゲストスピーカーの講話内容や使用する映像資料も中間課題や最終課題に含めます。
・授業内でPCを使用したグルーブワークや個人ワークがあります。PCや筆記用具を必ず持参してください。
・成績評価は、原則全講義の2/3(30回以上)以上出席した学生のみ対象とする。
・本科目では、ゲストスピーカーの登壇を用意しています。授業マナーや主体性を持って履修してください。
- 課題に対するフィードバックの方法
- 提出された課題やレポートには、コメントを付けてフィードバックする。
- テキスト
- 特になし。必要に応じて資料を配布する。
- 参考書
- 前田勇著『現代観光とホスピタリティ』(学文社)2,200円
前田勇編著『新現代観光総論 第3版』(学文社)2,640円