シラバス詳細
シラバス(詳細)
2025年度 |
科目名 | コマース研究ゼミナールⅢ | 科目コード | 1211 | 単位数 | 2 |
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担当者名 | 堤 悦子 | 開講セメスター | 第6セメスター | 開講年次 | 3年次 |
授業の方法 | 演習 | 到達目標 | G,H | 実務経験 | 無 |
ナンバリング | HSe603 | ※DP(ディプロマポリシー)と到達目標の関連性については、カリキュラムマップ(商学科・観光産業学科)参照 |
- 授業のねらい
- このゼミでは,マネジメントにおける人の管理および管理される人の問題について,根本にある基本的人権からの考察ができる力を養うこと狙いとします。人権の尊重の根本理念を理解し,民主主義社会の重要性を確認します。教育基本法や学校教育法などに触れながら,多様な集団の中でリーダーシップを発揮できる人間力を培います。
- 到達目標
- 近隣の女子大やNPO法人との協働などで,軋轢をおこさずに協調的な活動ができること,相手方に感謝の心をもって受け入れるようになること.これらが各自の自信にも繋がります。つまり,関係した人々に喜んでもらえる活動ができるようになることが目標です。
- 授業内容
- 1週目 人権尊重の概念・被害者の保護、社会・企業にとっての問題
2週目 職場におけるハラスメント,雇用管理上の措置
3週目 人的多様性と性差によるハラスメント
4週目 ジェンダーハラスメント:職場におけるハラスメント
5週目 職場におけるパワーハラスメントの理解
6週目 ガバナンス違反とハラスメント:的確な人事管理
7週目 ゼミ生の事例研究と結論をめぐる検討会
8週目 ゼミ生の事例研究と討論会 例:職場環境が侵害されることの理解
9週目 事業主の雇用管理上の措置義務と法令
10週目 事業主の許容管理上の措置義務と法的責任
11週目 教育権との関連,労働者としての教員の権利
12週目 紛争解決とジェンダー:女性労働力の有効活用とマネジメント
13週目 労働の世界における暴力とハラスメント:
14週目 働き方改革に関する諸問題:コロナ禍における働き方
15週目 年間計画で行った活動の報告
16週目 今まで学んできたことの総括 - 準備学修(予習・復習)の具体的な内容及びそれに必要な時間
- 上記の講義内容は教員からの仮の案です。何をどうするかは初回の講義に決めましょう。ゼミの方針:自身が率先して次週のための準備することが求められます。主にアクティブラーニングを中心としてきましたが,メンバー次第です.座学の場合は2・3時間以上時間をかけてゼミで話し合われたことを予習・復習に充当してください.
- 成績評価の方法・基準
- 初回からのゼミへの積極的な姿勢を点数化して蓄積していきます。ゼミの評価は,必ずしもテストの点数のように明確な点数評価にはなりえません。少なくとも初回時に説明した回数を出席し,積極的な姿勢で授業に臨むことが必要です。欠席は怠慢やサボタージュと評価されますので.正当な理由のある欠席は,証拠書類が必要です。聞かれても下をむいているような消極的な態度は,評価に影響します。
- 履修上の留意点
- 教員やフィールドワーク時の指導者とよく情報交換をしたうえで活動しましょう。礼節を欠く態度や忠告に耳を傾けないような人は,将来,社会人として適性が危ぶまれるので、適宜、助言や指摘を行います。嘘の報告や通告には厳しく注意します。
- 課題に対するフィードバックの方法
- いつでも質問や意見を述べてください.手を挙げて問題を提起してお互いのコミュニケーションを通して,翌週までに考えてくることが重要です.これがフィードバックとなります.ゼミ担当者の専門科目である「人」を管理することは,これからの日本の課題です.正解はこれだ!ということは実はありません.社会問題解決をテーマに討論していきましょう!
- テキスト
- ゼミの中で指定します。
- 参考書
- その都度掲げます。